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この世界の片隅に [映画]

公式:http://konosekai.jp/

ミネラルショーの合間に観劇してまいりました。

筋などの紹介は方々でさんざんされていますのでここでは割愛して今日は乾燥だけ、なんですが。

どう書けばいいやら(悩

おそらく、人によって評価が百八十度岐れる映画だと思います。

全然つまらなかったと思う人もいるだろうし、心に残ったという人もいるでしょう。

ああでも、おもしろかった、という人はもしかしたらいないかもしれない。

淡々と当たり前の人のあたりまえの日々をなぞっていく映画なので、明示的に強く訴えられるメッセージはありません。

ただ全編を通して、感じ取ってほしい、という意志は伝わりました。

そのうえで、僕の感じた感想は、そうだな。どうだろう。

怖かった、かな。

当たり前の人の、当たり前の日々を、戦中戦後という時代背景をもって描いていくので、日常であるぶんその時代の怖さと、その怖さが当たり前であることが読み取れてしまいました。

映像こそアニメですが、日常を日常と感じさせる情報が画面に濃密に込められているので、実写映画と言ってもいいんじゃないかと思います。

当たり前のこと達。取り返しのつかないこと達。その中でも「使えるもんは何でも使って、生きていかにゃならん」日々。

僕らのあたりまえの日常も、一皮めくれば怖い世界が顔を出すんじゃないかと思えてきました。

今の日常にありがとうと、思うような映画でした。

うん、よかった。見てよかった。

よくぞこの映画を作ってくれたと、そう思いました。これはフィクションではありますが、記録映画ですねえ。

僕のTLにこの映画の感想をたくさん流してくださった先達に感謝を。

それがなければ見ようとも思わなかった映画でした。


よい学びの機会でした。まだ劇場でやってますので、まだの方は是非ご覧ください。


ああああ青葉前線に出したくなくなるじゃねえかああああああああ!!<艦これ

シン・ゴジラ [映画]

感想:怖かった

ハンパない映画でした。そして何を言ってもネタバレになるので何も言えないこのもどかしさ。

それだけに1カット1カット、1シーン1シーンが濃密でした。

俺的評価は地元民補正がかかってSプラス、補正なしでもAプラス。

とりあえずサントラ買います。
シン・ゴジラ音楽集

シン・ゴジラ音楽集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2016/07/30
  • メディア: CD



デッドプール [映画]

久方ぶりの映画鑑賞。見てまいりました。

公式> http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/

前評判が高かったので見に行きたかったのですが公開直後辺りはタイミングが合わず。

今日までずれ込みましたが、おかげで「字幕より吹き替えの方がジョークの情報量が多い」との情報を得たので(洋画は基本字幕派

吹き替えで見てきました。いやー面白かった。

デッドプールというアメコミヒーローが特殊だってのは今回の映画が話題になったころに知りまして、ヒーローらしくないヒーローとはどういうものかと楽しみにしていったらほんとにヒーローらしくなかったよ

エロス&バイオレンスを割と遠慮なしにやってくるので苦手な人は苦手かもしれませんが、その描写と随所にちりばめられたアメリカンジョークが実に面白かったです。

映画館で思わずけたけた笑ってしまう映画は久しぶりでした(失礼しました

基本ジョークなノリですが、ストーリーはかなり骨太のシリアスな筋なのでその部分が話に奥行きを持たせていて、そのおかげでコメディが映えるという、個人的には理想的な設計の映画作品。

俺的評価はBプラス

見に行って損はしない映画です

オデッセイ [映画]

観劇してまいりました。

公式:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

部隊を火星に置いたサバイバル映画ですね。

火星探査チームで、イレギュラーで一人だけ取り残された宇宙飛行士が、どうにか生き残るために悪戦苦闘する話です。

火星探査というと、NASAが真面目に検討始めてたりするのでそう身近と遠い話ではなくなってくるかもしれません、その辺のタイミングも狙っているのでしょうね。

話の筋は、トラブル多発しながらも1個ずつクリアしたりやり過ごしたりして最後まで生き残る、という筋なのであまりストーリー的なものはあまりないです。

話の調子からもスペクタクルという感じではなく、淡々としたドキュメンタリー映画に近い作りです。

化学考証は、まあ素人目にですがある程度ちゃんとしているようで、そのあたりは見ていて思わず力が入ってしまった部分ですねえ。

実際に行われた火星探査計画などもエッセンスに取り入れているのが、SFファンにはうれしいところでした。

極限状態でのサバイバルというのはTRPGのシナリオにするには難しいところがありますが、映像もよかったですし、SF考証も面白かったのでどこかで生かしたい感じですね。

面白い映画でした。俺的鵜評価はB評価。

見て損はない作品です。

スターウォーズ エピソード7(バレなし [映画]

観劇してまいりました。

公式> http://starwars.disney.co.jp/home.html

「ネタバレは死刑」との厳しいジェダイオーダーのおかげでネタバレせずに見ることができましたが確かにこれバレしたら死刑といわれても言い返せないですわね。

大変面白かったです。スターウォーズは、熱心なファンというわけではないですが、それでも好きなシリーズで毎回楽しませていただいているのは確かなこと。

今回は前評判もよかったので楽しみにしていましたが、いやあ、よいですね。

新章第一話ということもあるのか、莫大なスケールの宇宙空間戦闘はそれほどでもなかったですが、随所に描かれるSFガジェットや、どこか地に足の着いたSFXと展開は始終手に汗握りながら見させていただきました。

旧作を見ていた人間へのリップサービスも随所に込められていて、見どころ満載の素敵な映画でした。

楽しかったです。俺的評価はA評価。

そうそうはずれという人はいない映画じゃないでしょうか。

ピクセル【吹き替え版】 [映画]

観劇してまいりました。

公式(音が出ます):http://www.pixel-movie.jp/index.php

前回映画見たのが、多分正月のインターステラーなのでえっらい久しぶりの映画鑑賞ですな。

なんとなく見ようと思っていたのですが、一昨日前売り券をいただいたので(http://tenkamutekinomuichi.blog.so-net.ne.jp/2015-09-11)丁度よく見てまいりました。

ネタとしては、パックマンやギャラガなど、8ビット時代のアーケードゲームをコピーした宇宙人が地球を侵略しに来るというもの。

巨大なスクリーンを縦横無尽に走り回り、パックマンをはじめとしたどこか見覚えのあるゲームキャラクターたち、しかもごく一部を除きどっと表現されたヒーローたち、敵役たちがなんとも楽しい映画でした。

主人公は当時ゲームアルゴリズムのパターンを読むセンスに優れた最強ゲーマー少年だったおっさん。しかし臨んだ世界大会で、ドンキーコング大戦で惜しくも敗れ、二位に甘んじた過去を持つ彼です。

当時からの親友が大統領になってまして、そのつてでこの荒唐無稽な世界滅亡の危機に対処することにあるわけです。

無一文はこの世代ではありますが、当時それほどお小遣いに恵まれていたわけでもなく、何より反射神経が鈍くてゲームガチョウ下手でしたので、あまりマイコンゲームにはまった経験がありません。

ですがあの波の中にいたことは確かで、それが現代の技術でSFXバリバリの映画になっているのは、やはりノスタルジーを感じました。

まさに劇場全体が、丸ごと8ビット時代のゲームセンターに様変わりしたかのようなにぎやかな映画です。

色々とシュールな展開やコメディ、ギャグ、突っ込みどころが是でもかと満載されていて、劇場のあちこちから思わず漏れる笑い声もまたBGMとして楽しいです。

今回は何となく吹き替えを見たのですが、物語の中の憎まれ役に声を当ててらっしゃる神谷明さんのアドリブが頭おかしレベルでもうおかしいたら。

洋画は字幕で見る派の無一文ですが、今作ばかりは吹き明けの方で見てよかったと思いました。

ギークが英雄になるというシチュエーションも、我々の世界で生きているものとしては何とも子気味良いものでした。

全体的に、意図して作ったB級映画という作りですが、いい意味でのB級感があふれてまして、肩ひじ張らずに楽しめる良作でした。

俺的評価はA評価。楽しい映画でした。お勧め。

ナイトミュージアム3 エジプト王の秘密 [映画]

公式:http://www.foxmovies-jp.com/nm-3/

やぁ…

息切れしないシリーズ作品って、あるもんですねえ。

さてともあれ弟と共に観劇してい参りましたナイトミュージアム3作目です。

博物館の展示品たちに命を吹き込む黄金の石版に問題が起こり、一行はニューヨークを離れはるばる大英博物館で、大騒ぎの夜を繰り広げることになります。

今回のゲストと言うか、新しい仲間と言うか。

英国と言えば円卓の騎士ですが、よもやあの人が・・・

前情報仕入れてなかったので超びっくりしました。あの方が軽快な剣捌きと豪放さ。何よりも屈託のない笑みを見せてくれた最初のカットは、もう、涙が出ました。

彼は末路があれなので、今回紆余曲折ありましたが、彼なりの幸せにたどり着いたのは、もう涙を禁じえません。

今回はFateファンは絶対見に行くべきです。特にFate/Zeroの読者は。


今回は親子関係や、次世代への継承がテーマなのか、そういう面がいろいろ描かれておりまして。

おとーさんの息子も思春期の反抗期ってことでいろいろと頭を悩ましますが、安心してください、笑顔の結末が待っています。

1作目、2作目に引き続き、親子で見ていただきたい映画です。最高のエンターテインメントでした。

つかほんと息切れしない面白さだなあ。

ネタとしては「夜中に博物館の展示物が動き出したら面白くね?」と言うシンプルなものですが、しこから無限の脚本と面白さが生み出せるというのは、なんというか、すごいです。

素人物書きとしてはすごく勉強になります。

うん、このシリーズはTRPGユーザーは一通り見るのがいいと思うよ。

もうほんと面白かった。

最後笑顔で追われる物語ってホント素敵。

最高でした。

俺的評価はSプラス。

回を重ねるごとに面白さがパワーアップするナイトミュージアムでした。

ミュータントタートルズ [映画]

公式:http://www.turtles-movie.jp/

観劇してまいりました。

時期的にログホライズンのケロナルドが活躍していたのを画面で見ていたこともあり、まあ見ておこうかと。

観に行ったタイミング的に4DXとやらで見ました。何気にこのシステム初体験となりました。

悪の組織に牛耳られるニューヨークが舞台。

新人(?)レポーターの女の子が、もっと活躍したいと特ダネを探してこの組織を追っているところから物語は始まります。

あちこち調べていて、遂にその犯行現場を目撃するんですが、そこでは謎の集団が悪の組織を蹴散らしておりました。

でまあこれこそスクープと、今度はこれを追っていくのですが、これが追っていくとミュータントタートルズでした。

かくしてタートル図と悪の組織のボスとの対決が始まります。

まあ脈絡ない感じですがお無縁そんな感じです。

ストーリー性はあまりなく、おおむねタートルズのアクションと、あとカメラマンだか運転手高の男の人の不幸ぶりを楽しむ映画ですね。

なかなかに面白かったですが、もうちょっとウィットなユーモアがほしかったかな。アクションしながらのユーモアだと忙しくて笑ってられないのが何とも。

要所要所で練り込み痰内容な印象を受けてしまったのももったいなかったかなー。

全般的には普通に面白かったです。でもそれぐらいかなあ。


4DXは、初体験でしたがなかなかにエキサイティングで面白かったです。

ただいろいろびっくりするのと、シートが雨後kの警戒するせいで力が入るのか、なんだか疲れますね。

映画がもう一ランク別の楽しさが出るのは魅力かな。でも敢えてこれを選ぶほどではないかなー。ちょとtお高いのも悩ましいところですね。


タートルズは、アクションが多いので4DXで見たほうが楽しいですが、わざわざ4DXのお金払ってまで見るかと言うと微妙な感じ。

俺的評価はB評価ですかね。


インターステラー [映画]

公式:http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/

@twintale1 さんに勧められたので、昨夜見てまいりました。

地球滅亡を前にした、オーソドックスなエクソダスものかと思いきや、多次元宇宙や時間移動、ファーストコンタクトにコールドスリープ、重力の探究にブラックホール、惑星探査、科学者の欺瞞、ウラシマ効果、惑星間航行技術にワームホールを利用したショーとカット超光速などなど。

どれも、それひとつだけでSF映画が一本作れるテーマがこれでもかと詰め込まれていてまあびっくり。

それだけではなく、物語の軸になるのが家族や愛情と言うヒューマンドラマと言う。


すげぇ映画でした。


これだけの要素、並べ立てるだけだとお腹いっぱいになりそうですが、それぞれが実にうまく有機的に組みあわっ去っていて、いっそ芸術的なほど。

展開や演出も、見ている間中、ハラハラし通しで実に心臓に悪く(笑)目が離せない。裏切りに次ぐ裏切り、新展開によって観客をも裏切ってくる、先の全く読めないストーリー。

宇宙描写やSF設定など、美術的にも見るものは盛りだくさんで、多少宇宙をかじった身としてはテンション上がる上がる。

素晴らしい映画でした。

これだけの要素をこれだけ芸術的に組み合わせているのを見ていると、監督課脚本御人のところに、どこあのタイミングで髪が下りてきたんだろうなと思わざるを得ない、圧倒的な映画でした。

俺的評価はSプラス

今年はSF TRPG「エイジオブギャラクシー」を目いっぱい遊ぼうと思っているところですが、初っ端にいい刺激を受けることができました。

超お勧めです。

トランスフォーマーロストエイジ [映画]

公式:http://www.tf-movie.jp/

観劇してまいりました。

映画トランスフォーマーシリーズの最新作。このシリーズは毎度ぐりぐり変形しまくるロボが熱いのですが、今回もいつも異常に熱い変形を見せていただきました。

ストーリーは、サイバトロンが陰謀により攻撃対象となった、前回の事件から五年後が舞台。

人類に追われる身となったサイバトロンの司令官、オプティマスを、落ち目のアマチュア発明家が修理するところから話が始まります。

父一人娘一人の家庭で、おかねがないながらもおとーさんは必死で娘を守ろうとしますが、空廻るばかり。

そんななか、トランスフォーマーをめぐる陰謀に巻き込まれてしまうわけです。

やあ、3時間近い上映時間はすごい展開の連続で、正直目が疲れました。必死に追ったんですが、見きれない部分も多く(笑)

展開は、シリーズ一流のユーモアを交えながら矢継ぎ早に展開していきます。

娘の恋人とおとーさんの確執とか、娘とのぎくしゃくした関係とかいろいろなものが、トラブルを乗り越えるたびに進展していく様は見ものでした。

最後の呉越同舟展開も実に面白く、突っ込みどころも多く、楽しみも多く、見せ場も大、実によいエンターテインメントに仕上がってました(^^)

これまでの米軍との共同作戦も毎回熱かったですが、名もない発明家と共同戦線を張るサイバトロンというのも実にいいものです。昔見ていたアニメを思い出しますね。

やあ、面白かったなあ。

俺的評価はBプラス。見て損はない映画でしょう。

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