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夏コミの準備をのんびりと [コミケ日記]

している日程ではないですね(汗

いや今日気づいたんですが。

さしあたりサークルチェックは終了。

あとはバラ札の用意と地図作りか。ネックはバラ札かなあ。あっちに郵便局あったっけ。

と思って調べたらファミマで手数料無料で行けるらしい、よかったー

手kじとーなタイミングで崩してきましょう
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夏コミのサークルチェックを進めるなど [コミケ日記]

まだ漏れはあると思うけど、さしあたりざっくり全体をなめて付箋入れました。

何か毎回より少ない印象ですが、まあ漏れの分をネット使って追及してないからですねー。
因縁サークルカットを読み解く力もだいぶ衰えましたな。

何か今日は根無欠頭痛が少しあるので、この辺で。

明日がっつりチェックを入れましょうか
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コミックマーケット93 一般参加参加してきました #C93 [コミケ日記]

先日どうにか就職することができ。

年内に初任給を得る、という目標が叶いましたので、たぶん1年ぶりぐらいのコミケに参加して来ました。

「コミケに臆面なく参加できる身分になる!」のも、就職活動の目標でもありましたし。

とはいえまだ試用期間の身ですから、有給休暇を使える身分ではなく、初日は仕事。二日目はそもそもジャンル違いですが、叔母の葬儀があったので、3日目のみの参加でした。

当初の想定では、仕事の疲れを昨日の夕方以降、帰宅してからのんびり癒し、三日目に備える、というつもりでいたのですが、葬儀で思いのほか体調を崩してしまい、というか母の風邪をもらってしまったようで。

大分体調悪かったので、参加出来るかどうかやきもきしました(><)

ここのところ、慣れない職場の無茶ぶりの連続で気を張っていたせいか、夜中に目が覚めることが続いて体力落ちていたところに、精神的にも体力的にも負荷の高い行事に出て行ったのが良くなかったようですね。

体調が上向かなければ、無理せず自宅待機にするつもりではいましたが、幸いに昨日のうちにあれこれ対策したり家事したりしていた(家事で回復する自分もどうなんだと思わなくはないが)おかげで動けるぐらいには復旧。

今朝は、当初予定していたような早朝来場はやめて、心行くまで寝坊してから開場時間ごろに現場入りするゆっくりモードで参加してきました。


いつもの入場レコード計測としては、ツィッターのタイムスタンプによると、国際展示場についたのが10時4分で、入場できたのが10時52分。1時間かかってないですねー。

11時過ぎぐらいに入場できたら御の字化と思ってましたが予想をはるかに上回る速さに、コミケスタッフと一般参加者のスキルの熟練ぶりには、ただただ驚愕ですね。万単位の人間入場させるのにこれしかからないとはなあ。

今回も、徹夜来場がいかに無駄な努力かというのがよくわかるタイムでした。


ともあれ無事に入場。せっかく直接会場に来たので、書店委託が期待できないサークルさんを優先して回りました。

いくつか完売もありましたが、チェック済みの欲しいサークルさんの品物は概ね入手できましたよー

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東1~8ホールは隅々まで回り、満足満足です。しかし東78ホールは相変わらず方向感覚が狂いますね。

そのあと昼食食べてからどうしようかあんが得る、つもりでしたが、ビッグサイト内の飲食店は軒並み入場制限モードの様でしたし、回復してきたとはいえまだ本調子ではない体調も鑑みて、大人しく会場を引き上げました。

肩に食い込む鞄の重みが心地よいです(^^

あー就職できてよかった。


ともあれ、これで年内の心残りはすべて消化できました。

年始はゆっくり、戦利品の本たちを読んで過ごそうと思います。


最後に、今回のコミケに関わってくださった運営側の皆様、スタッフ参加の皆様、サークル参加の皆様、一般参加の皆様、そしてビッグサイト運営の皆々様方に、心からの感謝をささげます。

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冬コミのサークルチェックなどしつつ [コミケ日記]

今回は日程的に行けるのが三日目だけなので、それ以外は書店委託で注文しつつ。

かれこれ1年半ぶりぐらいにコミケカタログを買ってきて開いていますが、このわずかの間にめっきりサークルカットの絵柄の見分けがつかなくなってて、自分でびっくりするなど。

なんか壁サークルが数ページ同じ絵柄に見えたのは色々と衰えたのか、今はそういうものなのか。

少しカルチャーギャップを感じていたりもします。

とりあえずは一通りチェックしましたが、三日目だけならそう時間もかからんだろうと思ってたら思ったより手間取りまして、さすがコミケ三日目だなあと思ったり。

大晦日コミケはずっと敬遠していたので、参加するのは久しぶりです。

楽しめるとよいなあ。
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コミックマーケット91で見つけた面白い本+α(11・終) [コミケ日記]

引き続いていきましょう。

今回のコリ一気に紹介していくので、かなりの分量になります。


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タイトル:My Fairy
     みりあの冬休み
サークル:サイコロステーキ
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=1203575
     http://www.pixiv.net/member.php?id=329258

デレマス二次創作漫画同人誌です。
「My Fairy」は飴沢さんによる智絵里メイン漫画。デレマス世界ではなく、絵本のようなファンタジーな世界の童話のような物語に仕上がっています。
大きなお屋敷に一人で住む、妖精の絵本が好きな少女智絵里のもとに現れた二人の妖精、なまけもの妖精(誰でしょう?)とスィーツ妖精(誰かしら?)による3人の日々のお話です。
童話なので大分メルヘンでありまして、大変智絵里がかわいいので智絵里好きにはお勧めできる本だと思います。
「みりあの冬休み」は飴沢さんと高梨りんごさんによる合作本。みりあメインですね。
飴沢さんパートは、ある雪の日にみりあと莉嘉、小梅の三人が雪だるまを作る話。子供らしくかわいらしく元気な姿がいっぱいに描かれていていいですね。
この一日のことは、みりあの大切な思い出の1ページとなるようです。
高梨さんの方は凸レーションの3人がPの自宅で鍋を囲む話。やあ、冬と言ったら鍋ですよねえ。しかしこの方ほんとにデコレーション好きだな(笑
仕事で遅れるミカねえを待ちながら4人で和気あいあいと描かれる冬のこたつ鍋風景がにぎやかで楽しいです。
オチはお約束さまで、最後にPに突き刺さるミカねえの冷たい視線が気持ちいいです(笑
高梨さんの商業作品はこちらでどうぞ。

ニーナさんの魔法生活(1) (メテオCOMICS)

ニーナさんの魔法生活(1) (メテオCOMICS)

  • 作者: 高梨りんご
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: コミック



水色イデア (1) (カドカワコミックスAエース)

水色イデア (1) (カドカワコミックスAエース)

  • 作者: 高梨りんご
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/12/08
  • メディア: コミック




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タイトル:しらたま餡蜜
     しらたま団子ツィッターまとめ
サークル:あさひあげ
URL :http://poco.sakura.ne.jp/

ポコさんが創作されている、大樹の中に築かれた街の世界を描いた作品。この世界では狐の人や神様など、僕らの基準では亜人と呼べる人たちがにぎやかに暮らしています。
狐人、いいですね最高です(笑
「しらたま餡蜜」は、前回に引き続き世界の紹介を兼ねたフルカラーのイラストが前半後半は前回読みたいなあと思っていた漫画が掲載されています。
ストーリーが追加されたことで、キャラクターの性格や立場、人間関係などが見えてきたのが楽しいです。
見ている限りでは大分完成している世界観に見受けられますが、今後どのような展開がされるのか楽しみです。
「しらたま団子ツィッターまとめ」は、タイトル通りツィッターに流された画像のまとめ、フルカラー画集になります。
どこか素朴な色遣いと、丸くてかわいらしい女の子たちが魅力です。いろいろな種族がいる世界のようなので、彩も様々で良いですね。


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タイトル:UNITED STATES OF AMERICA AMERICAN MILLIONAIRE
サークル:壁の彩度
URL :http://chromaofwall.com/

トランプカードセットおよびプレイボードになるクリアファイルと組になった、ゲームのルールブック兼フルカラー画集になります。
トランプ大統領誕生をネタに、ロックフェラーやフォードなど、アメリカの歴史上著名な大富豪たちを擬人化、ともいえる美少女化したイラスト集です。
単なるネタイラスト集に終わらず、それぞれの歴史やエピソード、特徴を踏まえてイラスト化、キャラクター化しているので面白いです。
ゲームの方は、双六のようなルールで進める内容になっています。
時流に乗った一冊と言えましょう。イラスト集としても十分に面白かったです。トランプちゃんなどは、例の顔(笑)もひょうげんされていましていやはや。
それぞれのエゴがてきめんに描かれているので、TRPG畑の人は「魔獣の絆」あたりの人魔の参考にもなるんじゃないでしょうか


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タイトル:艦詰漫画劇場改肆
サークル:AIEN奇縁
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=7683654

えんぎよしさんによる艦これ二次創作漫画同人誌。短編漫画2編を収録で、フルカラーという相変わらずすごいエネルギーですね。
1編目はおなじみ北上さんが阿武隈をおちょくる話。二人の夫婦漫才というかボケとツッコミが秀逸で、漫才か落語のような展開が楽しいです。
いつものごとく北上さんの企みにより空を飛ぶ阿武隈と、最終的に策士策に溺れて自滅する北上さんがらぶりぃ。
2編目はマックスたち駆逐艦と仲良くしたいプリンツが、コタツ鍋という人類の最終兵器を見出し、見事にダメ艦隊が爆誕するというお話です(笑
えんぎよしさんによる独特のコメディセンスと艦娘解釈、かわいらしい絵柄がいかんなく発揮された1冊になっていますね。面白かったです。
本文も面白いですが、欄外や柱に細かく記載されているテキストがまた面白いのです。
商業単行本はこちらに。

JC no Life! (1) (電撃コミックスNEXT)

JC no Life! (1) (電撃コミックスNEXT)

  • 作者: えんぎよし
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2016/07/26
  • メディア: コミック




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タイトル:q-o vol.16 December2016
サークル:q-orbit
URL :http://q-orbit.jp/

refeiaさんによるフルカラー画集です。
メカ少女本、のはずが、ぴっちりスートとメカ拘束な女の子ばかりになった本だそうです(笑
先生のクリアな色遣いとはっきりしたラインで描かれる女の子たちは、メカ系のデザインとも相性抜群ですねえ。もっと見たいと思わせてくれる画集です。
先生の天才的な発明による、自分好みのぴっちり少女が作れるデータのダウンロード情報などもあり、双方向で楽しめる良い本です。
一時期つぃったーのTLはこれで作られた少女たちによって埋められたりもしました(笑
先生の書き下ろしイラストはまだまだ見てみたいですね。
商業画集はこちらがあるようです。

q-o  ‐refeia visual record‐

q-o ‐refeia visual record‐

  • 作者: refeia
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2014/12/25
  • メディア: 大型本




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タイトル:TB RECORD
サークル:And Nawowow
URL :http://nawowow.tumblr.com/

川村ナヲコさんによる、オリジナリティあふれるガンダムイラスト集。今回のテーマはサンダーボルトです。
ジャズと共に紡がれるサンダーボルトは、映画好きの川村先生の琴線にかなり触れたようで、イラストを拝見していてもものすごく楽しんであれこれ想像を膨らませてイラストにされていることがうかがえます。
ガンダムという作品を、衣装に注目して二次創作するという、他ではちょっと見ていないラインの画集で今回も素敵でした。本の中でも触れられていますが、戦争じゃなければ、みんないい友達になれたのでしょうか。
表紙の通り、紙面デザインのモチーフにLPレコードのジャケットと盤面が意識されているのが、先生らしくて実に良いです。このイラスト1枚1間、ステッカーにでもしていただけたらあちこちにべたべたはるのになあ(笑
素敵な本でした。


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タイトル:泥色から南国迄
サークル:KusakabeWorks
URL :http://kusakabeworks.net/

今回はじめましてのサークルさん。普段は実在の風景などを描いてらっしゃるようですが、この本にて、自由度の高い作品を選んで初めて二次創作をしてみたとのことです。
それだけにこれまでにいくつか読んだ艦これのイラスト集とは、毛色の違った作風に感じました。フルカラーです。
艤装を解いた艦娘が多いですが、中にはゴヤのダークな絵画のパリディとそのあとの1幕などを描いた独特なものもあり、このあたりのイラストはかわいいよりも怖かったです。でも戦争ですからね、こういう側面はあるかもと思いました。
北上さんが寮でGAなんかの4コママンガ読んでいる姿などは、景色の中の艦娘といった雰囲気ですね。
基地内でターレットトラックに乗った夕張と由良さんのイラストなどは、日常の一幕といった風情で妙な親近感、リアリティがあって好きです。
他にも魅力的な絵が沢山ありますが、そうだなあ。木津川千本松渡船と題されたイラストは、「叢雲達、藤永田造船所出身の艦娘達が帰省する」という、おもしろいモチーフで描かれておりまして、そのストーリー性と、煤煙煙る工業地帯を訪れる少女たちというモチーフも素敵です。
最後のページでスーパーカブに乗った艦娘達も女学生ぽくて良いですね。
大変見ていて楽しい、得難い一冊でした。また新作描かれたら見てみたいなあ。


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タイトル:電ちゃんCollection Vol.1
     異端児と問題児
サークル:だーくさいどるーむ
URL :http://darkside.cutegirl.jp/

今回はじめましてのサークルさん。艦これ二次創作漫画同人誌で、タイトル通り電と提督のカップルがメイン。
「電ちゃんCollection Vol.1」は、なんやかやと電ちゃんで遊ぶ提督と、時々拳も出ますが、照れて困りながらも付き合ってあげる電によるラブでコメディなマンガ。
主につぃった^に掲載した漫画のまとめ本だそうです。もうひたすら全編「電ちゃんかわいい!」でまとめられているので電好きなら必見と言えるのではないでしょうか。
提督のいたずらや意地悪も基本的に電ちゃんを愛でたいがゆえの所業故、なんだかんだで幸せそうなのでいいんじゃないでしょうか。
「異端児と問題児」は、その前日譚となるお話のようです。日々遺憾なくダメ提督ぶりを発揮する提督が、当初なかなか成果が出せずに苦労していた電と真正面から向き合う話です。
電ちゃんかわいいシリアスパートとでもいいましょうか。こちらも読みごたえがあって面白かったです。
商業単行本がめでたく発売されたそうです。

抱き枕とは結婚できない! (MFコミックス フラッパーシリーズ)

抱き枕とは結婚できない! (MFコミックス フラッパーシリーズ)

  • 作者: だーく
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/01/23
  • メディア: コミック




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タイトル:潮ダイアリーあだしごと
サークル:オトウフ/マテリアル
URL :http://otoufu.xrea.jp/

オトウフさんによる艦これ二次創作漫画同人誌。書店委託のみでしたので、会場での頒布はありません。
前作にあたる、「潮ダイアリー」(これはこれで365日分の潮の日記を響書き連ねたもののまとめというすさまじい本ですが)の後に、ツィッターなどに書き連ねた漫画のまとめです。書き下ろしもあるのかもしれませんが、全部照会したわけではないのでよくわかりません。
前作に負けず劣らず今回もページ数凄くて、本文90ページという力作。書きも書き溜めたりというところですが、1編1編がとても気持ちのこもった作品たちで、潮達第七駆逐隊を中心に、鎮守府の日々の徒然なる出来事を、ほっこりするようなストーリーテリングで読ませていただけます。
年越し、お正月から大体一年をつづっている感じになるのかな。1編1編が内容が濃くて、読みごたえがすごいですね。
後半、最後に掲載されている中編は、相変わらずオトウフさんらしいほんわりした海底の日々を描いた日常話、のようなのですが。実は…
どこかしんみりするお話です。艦これが好きでプレイしたり関連作品を楽しんだりしている人なら、何度か心に描いたことのある風景ではないでしょうか。
それを漫画として描いていただけたのは、何というか、ありがとうございます、と。
オトウフさんの作風はかなり好きなので、今回まとめてじっくり読めたのはすごくうれしかったです。
エピソード的には冒頭の間宮羊羹のお話と、最後のお話が特に好きです。


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タイトル:シンデレラガールズ 4th LIVE in SSA LOVELAIKA 記念合同誌
サークル:陽光風車、他
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=104998

ラブライカ好きの、ラブライカ好きによる、ラブライカ好きのための合同誌。
実に9サークルもの作家さんによる、シンデレラガールズ4thライブのレポート漫画合同誌、だそうです。
内容は、カラーの書き下ろしイラストから、表題通りのライブのレポート漫画、ライブに臨むラブライカの様々な姿を描いたものなど、バリエーション豊かで盛沢山。
ラブライカ愛がぎっしり詰まった1冊でした。面白かったです。


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タイトル:コイノアラシ
サークル:POCHI
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=8924218

今回はじめましてのサークルさん。デレマス二次創作漫画同人誌ですが、どちらかというと凛と卯月の百合漫画といった体ですね。
百合カップルとしては既に成立している世界線でのお話。二人が遊園地デートを楽しむ一日が描かれます。
恋人同士としてはまだ駆け出しの二人、不器用な面もあれこれ思い悩む面も、踏み出せない面もありますが、二人の楽しそうな姿がなかなか良いです。
卯月がピンチの時は助けに入るのは、凛はやはり王子様役なのでしょうかね。
最後は少々不穏な雰囲気で終わるので、続き物のようです。
次回も楽しみですね。


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タイトル:マシン クロス シンデレラ
サークル:ミリワークス
URL :http://www2.odn.ne.jp/mmworks/

重戦車工房さんによる、デレマス二次創作イラスト集。
シンデレラガールズにSF映画出演のオファーが来たという設定で、彼女たちをモデルにしたメカ少女たちの画集といった内容になっています。
MCあくしずなどでメカ少女を商業でも手掛ける先生のデザインということでいちいちかっこいいですね。
前回からの再録+増ページとなっており、ラフ画までなものも結構ありますが、メカと女の子というモチーフが好きな方は楽しめるかと思います。


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タイトル:トラック・ノート
サークル:teardrop
URL :http://teardrop.blog.jp/

萌え擬人化人工衛星の本で好きになった、しきしまふげんさんによる、艦これ二次創作同人誌です。
メカに関しては一家言ある氏の本らしく、船舶、実用機としての艦娘を描くべく、開発史や設計思想、周辺装備の開発試行錯誤や、艦娘の教練専用のアグレッサー専用艦娘の設定の追加などなど、メカ好き、ミリタリー好きにはたまらない、一風変わった視点の同人誌となっています。
突如現れた敵性人型船舶、通称深海棲艦に対抗するべく、人間と妖精による共同戦線として、妖精側からの技術提供、また実機提供により誕生した艦娘という兵器を考察する内容になっています。
艦娘に関しては妖精による運用を思とするため、その時の運や妖精の気分、艦娘のコンディションなどによってえらく効率の悪い安定しない兵器としての艦娘が前提となっており綴られています。
妖精側からの技術提供が主とはいえ、人間も手をこまねいているわけではなく、何かと人間が作った兵器と愛称の悪い艦娘の安定性や火力、装備などを向上させようという涙ぐましい人間側の努力なども描かれているのが読んでいて楽しいですね。
しきしまさんらしい視点、個性の本だと思います。
萌え人工衛星、まとめられている情報は長年の取材に裏打ちされたきちんとした実に勉強になるないような上にかわいい本ですので是非。

現代萌衛星図鑑 第2集

現代萌衛星図鑑 第2集

  • 作者: しきしまふげん
  • 出版社/メーカー: 三才ブックス
  • 発売日: 2014/11/19
  • メディア: 単行本





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タイトル:n.m.h scribble book NMH16WINTER
サークル:n.m.h
URL :http://www.fear.co.jp/hiworks/index.htm

ナイトウィザードシリーズなどで有名な、石田(ネコミミ)ヒロユキ先生による個人史、コピーモノクロイラスト本です。
おっぱいでかいです、えろいです、はい(笑
肉感的な巨乳ガール好きな方はぜひ。大変眼福でした。
ナイトウィザードはこちらになります。

ナイトウィザード The 2nd Edition (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

ナイトウィザード The 2nd Edition (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

  • 作者: 菊池 たけし/F.E.A.R.
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2007/10/01
  • メディア: 大型本




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タイトル:ネッコレ 上、下、2
サークル:コーヒー飲み過ぎ
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=118778

ビリー提督の同人誌、まあ書店委託での入手になるのですが。
艦これ二次創作漫画同人誌。主にツィッターを中心にネット上で発表されました艦これマンガを集めた、艦これ二次創作漫画同人誌です。
特筆すべきはその分厚さで、3冊ありますが1冊が軽く100ページを超えるボリュームで読みごたえという面では群を抜いています。
それだけの分量にもかかわらず、1個1個のエピソードが個性的で面白く、まったく飽きてこないのは何というか凄いですね。
こちらの提督はクズオブクズのオッサン提督であり、デスマーチ上等な任務を艦娘に科すブラック提督ではあるのですが、彼なりに艦娘の連中に対する保護意識や大事にする意識はあるようで、またに良い面を見せると読者からこいつ変なもんでも拾い食いしたのかと疑われる勢いです。
また保護以上に艦娘達の力を信頼している節もうかがえ、各艦個々の能力はかなり正確に把握して再拝している節があります。
ここの艦娘達の個性付けがまた独特でして、やさぐれ鎮守府なだけあって殺伐としていたり、一般的な設定では仲の良い艦娘同士が仲悪かったり逆に仲悪いはずのが仲良かったりもしてなかなかに新鮮で面白いです。
またほぼすべての艦娘を出しつつキャラごとのキャラ分け、性格付けがしっかりしているので長く読めば読むほど面白いという素敵作品になってます。
色々な意味ですごい漫画です。


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タイトル:世界で一緒にゴハン食べたいッ フィンランド・オーロラ編
     いっしょにゴハンたべたいッ 御歳暮ハムどっさり編
     いっしょにゴハン食べたいッ 恋文弁当編
サークル:こもれびのーと
URL :http://komorebi-note.com/

もみじ真魚先生による、定番のご飯カップル同人誌です。
「世界で一緒にゴハン食べたいッ フィンランド・オーロラ編」は世界のご飯編の新作。今回はフィンランドが舞台。もう20か国目とは、すごいですねえ。
フィンランドといえば大使館のツィッターアカウントも有名ですが、国の様子もだいぶ穏やかな様子で、一度行ってみたいですね。
今回はご飯もさることながら、サウナ文化のレポートもあり、旅行記としても面白かったです。
「いっしょにゴハンたべたいッ 御歳暮ハムどっさり編」は、お歳暮で送ったり送られたりするハムのブロックを使ったごちそうエピソード。
ハム、ベーコンをこよなく愛する身としては、大変胃袋が刺激される内容でおいしそうでした。
「いっしょにゴハン食べたいッ 恋文弁当編」は、いつものカップルの友達の、別のカップル未満のお話。
いつものカップルが、既にカップル成立しているので、成立以前のカップルがやきもきする姿が逆に新鮮で楽しいですね。
3冊ともフルカラーとなります。素敵な本でした。


最後一気に紹介しましたが、これにて今回の本の紹介は終了となります。

次は来週のコミティアですね。あーコミティアの前に紹介終えられてよかった(笑

また何かしら書いていきます。

コミックマーケット91で見つけた面白い本+α(10) [コミケ日記]

さー二桁入りましたー。

行ってみましょう。

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タイトル:時間停止の能力を手に入れた大井っち
サークル:かにみそ屋
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=53993

艦これ二次創作漫画同人誌です。
タイトルからお察しですが(笑)北上さんLOVEのレズ艦娘こと大井っちが、よこしまな目的のために時間停止の能力を手に入れるという話。
間女は阿武隈で、何故か彼女には時間停止の能力が効かないので大井っちが血の涙を流すという内容。
オチもなかなかに面白くてよかったです。
全般的にシュール寄りのコメディな作風ですね。相変わらずこの作者さんの発想とストーリーテリングは独特で面白いです。


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タイトル:0123456789 機械の巻
サークル:電気機械座
URL :http://www.geocities.jp/sovtron2001/

なにがし某さんによる、手回し機械式計算機のレポート本。
相変わらず独特の思い入れで、操作方法や機械の特徴、来歴や派生製品の紹介など、多岐にわたる内容で雑学的に楽しめます。
漫画も上手な方ですので普通に読み物としても面白く。アシスタント役の無表情毒舌娘さんが客観視を担当しているのも読みやすさを増しているかと。
面白かったです。


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タイトル:もりののかいぎ
サークル:御茶ノ水木人会
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=6086

前回に引き続き、渡会先生によるデレマス二次創作同人誌です。引き続きですが、内容的に前回のガンダムザガンダムなデレステ世界の世界線とは違う内容のようです。
今回は森久保と凛のお話。森久保の方が主人公ポジションでしょうか。
しかし最近ツィッター見ててもこの二人がどうこうって話が多く見かけますが、公式で何かあったのでしょうか。
さておき、CDの特典に、森久保発案の絵本をつけるという話になり、アイデアが出なくて悩んでいる森久保のために、凛と未央がアイデア出しに協力して編集会議を始めるお話です。
主に凛から色々アイデアが出ますが、どこか殺伐としていたり、時代がずれていたりと芳しくありません。てゆーか「碧奇魂ブルーシード」ネタだすなんて、凛あんた何歳だよという(笑
なんやかやで逃げ出してしまう森久保でしたが、猟犬の嗅覚を持つ凛は嗅ぎ付けてしまい、アイドルみんなでの編集会議に発展する、というところで話は終わります。次回へ続く、かもしれないそうです。
渡会先生らしいテンポよく読ませる漫画構成と、かなり型破りなキャラクター解釈、アイドル解釈が面白いです。
先生のファンなら必見、アイマスファンも楽しめると思います。
先生の商業作品はこちらなどどどうぞ。

弁天ロックゆう。 (3) (カドカワコミックス・エース)

弁天ロックゆう。 (3) (カドカワコミックス・エース)

  • 作者: 渡会 けいじ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/06/02
  • メディア: コミック




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タイトル:おんたま!灯原温泉郷歳時記 一月睦月
サークル:SEA GULL PROJECT
URL :http://www008.upp.so-net.ne.jp/sea-gull/menu.htm

みやさかたかし先生による一次創作漫画同人誌。先生の複数の商業作品の流れをくむストーリーとなっていますが、これ単独でも楽しめると思います。
シリーズの同人誌としては6冊目になるかな。今回からはストーリー展開に大ナタを切っておりまして、かつての商業作品「もののけPRESENT」の正式な続編と言っていい内容になっていますので、ここから1冊目と数えなおした方が良い気もします。
山のお社の小さな狐の神様、涼子(すずね)さんが主役と言っていい構成です。既に天に登ってしまった、白竜のじっちゃがのこしてくれた神社をどうにか再興しつつ、新たなスタートを切った涼子さんの日々が始まります。
並行して、相変わらずドタバタする灯原温泉の仲居のバイトも切り盛りしながら、いろいろな思いを込めて、ずっと遠い回り道をした末にたどり着いた、はじまりの土地での新しいスタートを、涼子さんがきるお話。
実に20年前の単行本最後のエピソードで「覚えていれば、きっと!」との結末を迎え、歳月を経て今回ようやく「ただいま!」を迎えられたのは当時からずっと、ずーっと「もののけ」が好きでい続けた自分としては、涙が出るほどうれしい流れです。
当時最も好きだった他の2作品「ああっ女神さまっ」や「まもって!守護月天」は、紆余曲折あって好きではない作品になってしまいましたが…。
好きでいて、待っていてよかったです。思えば同人誌嫌いというかエロ同人アレルギーでコミケの類を誤解して毛嫌いしていた自分がコミケに一般参加するようになったきっかけが「もののけPRESENTの作者さんがサークル参加されている!」ということですから、この作品との付き合いは、同時に僕の同人誌との付き合いに等しい以上の年数になるわけですねえ。
…年取ったもんだ(笑 生きている間に続きが読めてよかったです。とてもうれしいです。
先生の商業作品はこちらに。

ななみまっしぐら 6 (まんがタイムコミックス)

ななみまっしぐら 6 (まんがタイムコミックス)

  • 作者: みやさか たかし
  • 出版社/メーカー: 芳文社
  • 発売日: 2008/04/07
  • メディア: コミック




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タイトル:BISCOLLE DRIE(ビスマルクコレクション2016)
サークル:Digital Flyer
URL :http://digitalflyer.jp/

今回はじめましてのサークルさんですが、夏コミで一回アタックに失敗して書店委託もしくじったサークルなので、本を手に取れてうれしいです。
艦これ二次創作同人誌。ビスマルクメインで、ドイツ艦の本になります。表紙がたいへんエロイですが、全年齢向けです。全年齢向けです。大事なことなので二回言いました(笑
前半がツィッターなどに流されたのを中心としたフルカラーイラスト集、後半が4コマ漫画になります。
この方の絵ははっきりした線で描かれる、妖艶な肢体が魅力的だと思っておりまして、本書で遺憾なく拝見できる美しいビスマルクは大変見ていてうれしく、楽しかったです。
イラストの中ではバレンタインケーキ作ってる絵が一番好きですね、まあどの絵も好きなのですが。こちらの鎮守府でのドイツ艦たちの仲の良さと、提督への気持ちが読み取れてよいと思います。ケーキの上で1艦隊編成しているのもとても素敵でよかったです。
後半の4コマでは、優秀で頼りになるけど、褒められ好きでちょっと残念な子でもあるビスマルクと、彼女の功績をほめたいのに気後れして褒められないヘタレ提督のやりとりがメインのストーリーになっておりまして、ある意味ラブコメともいえる構成がなんとももどかしくて楽しいですね。
ビスマルクかわいいです。うちの鎮守府にも早くほしいなあ(><) 次のイベントで何とかドイツ艦を救助したいところです。
大変素敵で、おもしろい本でいs田。大事にします。


今日のところはこの辺で。

また紹介していきます。

コミックマーケット91で見つけた面白い本+α(9) [コミケ日記]

引き続き行きましょう。

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タイトル:仏恥義理!星くずオーバーロード!
サークル:陽光風車
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=104998

デレマス 二次創作漫画同人誌です。今回はアナスタシアと向井拓海のお話。
日本語勉強用のノートをなくしたアーニャを見かねたタクミが一緒に探し物をする話です。
相変わらずアイマスは原作触ってないのでキャラはよくわからないのですが、読んでいると、ああこの子はこういう子なんだなあと分かってくるような本です。
ヤンキーだけどなんだかんだで面倒見が良いタクミに、人見知りしない(たぶん)アーニャはよくなついているようです。
それぞれベクトルは違うけれど、心に大切なものを抱え、育てている星である二人の個性が際立ってよくわかる本だと思います。
面白かったです。


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タイトル:だからっ問題ないって言ってるでしょ!!
     ヒエイはどこかこわれているのでしょうか
サークル:かにばりずむ
URL :http://amaraku.blog105.fc2.com/

艦これ二次創作漫画同人誌です。
「だからっ問題ないって言ってるでしょ!!」はローマメインのお話。うちの鎮守府にはいない子ですね(苦笑 海外艦はコマンダンテストさんを愛でておりますが。
彼女が体調を崩しているのに演習に出ようとするのを、みんなが気を回してとどめるお話です。最後は下ネタにとんでいるのはご愛敬。
なんやかやで面倒見のいい戦艦たちと、なんだかんだで慕われている提督が面白いです。独特の毒のある作風は今回も楽しかったです。
「ヒエイはどこかこわれているのでしょうか」は比叡メインの話。発足間もない鎮守府が舞台。
待望の初の戦艦として比叡が着任。彼女はいつもの台詞で姉を見習おうとしますが、まだ金剛は居ない鎮守府で、彼女は姉貴分として着実に成長し、提督とのきずなを深めていきます。
そしてついに金剛が着任、例によって提督に猛烈なアタックを開始するのですが、比叡はその姿を見て自覚のない恋心からくる嫉妬に気が付くのです、という、まあラブコメ話ですね。
表紙からしてツツイチさんらしい壊れてそうな比叡が不安を誘いますが、本編の比叡はたいへんかわいらしくて頼もしいです。末永くお幸せに。
商業誌はこちらになります。

真子さんとハチスカくん。1 (マイクロマガジン☆コミックス)

真子さんとハチスカくん。1 (マイクロマガジン☆コミックス)

  • 作者: 221
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2013/01/25
  • メディア: コミック




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タイトル:月曜日のたわわその3
     月曜日のたわわその3+α
サークル:比村乳業
URL :http://www10.plala.or.jp/strangestone/

ツィッターで毎週月曜日にたわわなイラストを放流してくださるたわわ教教祖様、いや漫画家の比村奇石さん、そのイラストのまとめ本3冊目になります。
ある意味伝説ともいえる、ネットアニメ化された時期のイラストも収録されており、当時のアニメストーリーにコラボしたイラストとなっています。
「月曜日の社畜諸兄にたわわをお届けします」、すなわちこれから一週間が始まる憂鬱な月曜日が少しでも楽しみになるように、というテーマで、作者様の会社員時代の経験からの発想、というか心意気で続けられているシリーズ。
毎回たわわに実ったおっぱいを抱えた女性のイラストが画面を飾りますが、それだけでなく、ストーリーを想起させる構成になっているのでいろいろ想像するのが楽しいですね。
本の恒星としては前半がイラスト、後半が書き下ろし漫画となっています。
漫画は二本立てで、後輩ちゃん編と、アイちゃん編になっています。
後輩ちゃんの方は、男役の先輩との日々を描く内容、アニメでも少しふれられたあたりですが、自分の色気に無自覚な後輩を心配する彼の気苦労やいかばかりか(笑
個人的にオチがすごく楽しかったです。
アイちゃん編は、バスケ部の親友とのエピソード。まあ二人に限らず二人の家族構成なども判明するにぎやかなお話で楽しかったです。
+αの方は、後輩ちゃんメインの書き下ろし漫画と、アニメ化に対するあれこれやあとがき的な4コマなど。先生の生の声が聞こえるのはうれしいですね。
こちらでも悩める先輩の気苦労に涙が(笑
商業のお仕事はこちらで。

ソードアート・オンライン プログレッシブ (1) (電撃コミックスNEXT)

ソードアート・オンライン プログレッシブ (1) (電撃コミックスNEXT)

  • 作者: 比村奇石
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2014/02/27
  • メディア: コミック


アニメチャンネルはこちらです。
http://ch.nicovideo.jp/PBM


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タイトル:鎮守府速報
     眼鏡の加賀さんとぜかましうさぎ
サークル:ヘカトンパンチ
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=617349

今回はじめましてのサークルさん、ではあるのですが。しきしまふげんさんとの合作である人工衛星擬人化シリーズではいつも楽しませていただいております。
まあその筋で追っているので大体創作系ばかり見ているのですが、コミケということで得難い二次創作を読ませていただきました。どちらも艦これ二次創作漫画同人誌です。
「鎮守府速報」は漫画とイラストと四方山話の一冊。漫画はてんりゅー、愛宕、北上さまによる、仁義なき寿司争奪戦。コメディな内容ながらも割と殺伐とした緊張感あふれる漫画でした。
オチがまあなんというか、そうなりますよねって話ですがそれだけに面白く。
「眼鏡の加賀さんとぜかましうさぎ」は加賀さんい眼鏡をかけさせるという天才的思考から生まれた一冊。
メガネ加賀さんが謎生物ぜかましうさぎを相手に奮闘する話や、ダヨー提督による微妙に毒のある采配に振り回される艦娘達などなど、バリエーション豊かな内容でした。
しかしこの人は鳳翔さんを何だと思っているのか。いいぞもっとやれ(怖いオカン扱いです


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タイトル:夕暮れの街の片隅で
サークル:木漏れ日ぱれっと
URL :http://sunpallet.web.fc2.com/

今回はじめましてのサークルさん、といいつつ、こちらもツィッターで漫画を拝見したのがきっかけで手に取らせていただいた本です。まあ当日は無理だったので書店委託ですが。
一次創作漫画同人誌で、フルカラーというすごい本です。
どうにかこうにか付き合い始めて1年になる学生カップルが主人公。二人とも奥手なのでまだ手をつなぐのもためらうレベルという初々しさがかわいいです。
意を決して女の子の方からデートをプランニングし始めますが、なかなかうまくいかず…
それでも幸せなので、二人はきっと末永く一緒にいる事でしょう。
作風としては、一途で純情なラブストーリーが、読んでいてなんだかもぞもぞしてきます(笑
彼氏も彼女もかわいくて初々しくて、なんだか読んでいて本割してくる本ですね。
ページ数も相当あり、読みごたえも十分。とても良い本でした。


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タイトル:ホクサイと朝飯さえあれば 北千住編
サークル:パコキリン
URL :http://suzukisanami.tumblr.com/

この冬よりめでたくドラマ化が決まったホクサイと飯シリーズ。同人誌での発表は大分久しぶりなんじゃないでしょうか。
鈴木小波さんを機になったのも、書店で見かけたこちらのホクサイと飯の同人誌版でしたし、自分の中ではこの先生といえばこのシリーズなので、同人誌という媒体でまた見せていただいたのは何か感慨深いです。
今回の内容は、たぶん北千住にあるはずのお店の、お店紹介1ページ漫画と、メニュー紹介のカラーイラストを連ねた本になっています。
大変魅力的に描かれた店内と、大変おいしそうに描かれたお食事の数々が胃袋を刺激してくれやがります(笑
この先生は背景を含めた構図と、魚眼レンズ(たぶん)を通したような独特のレンズワークが好きなのですが、やはり色使いというか、絵画のような独特の色が好きなので、カラーの冊子は見ていてうれしいです。
ドラマがヒットしますように、応援を込めて。毎週楽しく見させていただいておりますよー。
めでたくプラスアルファを加えた再販となったおおもとの単行本はこちら

新装版 ホクサイと飯 (ヤンマガKCスペシャル)

新装版 ホクサイと飯 (ヤンマガKCスペシャル)

  • 作者: 鈴木 小波
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: コミック


ドラマ公式サイトはこちら
http://www.mbs.jp/hokumeshi/
https://youtu.be/DIab_KgB2YA



切れの良いところで今回はこの辺で。

あーまだたくさんある―(笑

コミティアまでに紹介しきれるかしら

コミックマーケット91で見つけた面白い本+α(8) [コミケ日記]

残りあと3分の1ぐらいかなー。

まあいってみましょう。

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タイトル:今日の任務は、ラブコメです
サークル:みそ屋本舗
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=14306
     企画HP:http://mosirase.wixsite.com/c91lovekan

今回はじめましてのサークルさんですが書店委託で入手。いやうっかり回り忘れててね…。
オネエ提督で有名(?)な和さんが参加されている合同誌ということで手に取らせていただきましたが全体的にコミック、小説とバリエーション豊かで面白かったです。
タイトル通り、ラブラブエンドで〆る話ばかりなのでかなり砂糖増量ですね(笑
この手の合同誌は好きな作家さん目当てで買うと知らない作家さんを知る機会になるのも良いですな。
面白かったのは和さんの葛城さん話、主催のいずみやみそのさんの榛名話…うちの鎮守府の榛名、どうも被弾率高いせいか不遇なんだよなー。ちゃんと育ててあげないと。
村乃さんの長門話が特に気に入りましたがどれも甲乙つけがたい素敵な話ぞろいでした。


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タイトル:龍は驤りて 鳳翔ける
サークル:ラフィングブルー
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=83521

今回はじめましてのサークルさん。鳳翔さん龍驤さんコンビメインということならガード不可ということで特攻した艦これ二次創作漫画同人誌です。
終戦後(表向き?)勝利した艦娘達は任務を解かれ、民間人として暮らしている世界線の話のプロローグだそうです。
浜辺で行き倒れていた龍驤(どこのベネットかと思っちゃうTRPG脳)が助けられた先は、鳳翔さんが切り盛りしている小さな小料理屋。
そこでは幼い赤城と加賀、運びを担う武蔵が集い、小さな村の憩いの店となっておりました。
今回は舞台の紹介と彼女たちの顔見世程度の話になっており、最後にあきつ丸(たぶん)が怪しい動きを見せたところで終わります。
(おそらく)平和な世界で居酒屋を切り盛りする宝生さんと、そこに転がり込む龍驤という、なんともストライクゾーンまっすぐ撃ち抜かれるシチュエーションのオリジナルストーリーということで続きが大変楽しみです。


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タイトル:秋雲がサークル参加する話。
サークル:桃の木の下
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=1679752

ある意味今回のコミケで一番欲しかった本。
今回はじめましてのサークルさん、艦これ二次創作漫画同人誌です。
タイトル通り、艦これ艦娘界の絵師様として名高い(?)秋雲さんがコミックマーケットにサークル参加する話です。
秋雲主人公の話ですが秋雲だけが描かれているかというとそういうことはなく、サークル参加する秋雲たちを囲む艦娘たちもそれぞれの役どころでいい感じで活躍する、世界が結構広がっているお話です。
ダメモトで提督に相談してみたら割とあっさりサークル参加の許可がありてしまい、うろたえながらもサークルを結成し、協力者やメンバーを集めながら、本を作りあげていく過程と、当日のイベントの様子を描くのがメインの話になりますね。
単純に出オチで終わる話ではなく、艦娘を鏡として、実際にサークル参加して本を作ったりイベントに参加する過程をきちんと丁寧に描いています。
本を作る上でのダラダラや制作進行の大変さ、様々な人の協力や温かみ、イベントの高揚感、初めて本が売れたときの、嬉しいんだけど実感がわかない感じとか、当日起こりうるトラブル(迷子の迷子の五月雨ちゃん!)などなどなど。
これ一冊でイベントのだいご味と艦これ世界が同時に味わえるとっても素敵な本となっています。
この本の終わり方がまた良くて、祭りの後で呆けつつも、なんとなく次を考え始める秋雲。彼女がイベントを通して戦う意義を見出すあたりの流れがもう美しくて素晴らしいです。
秋雲はどういうわけかやたら好きな駆逐艦なんですが(その割に育成が間に合ってなくて遠征でちまちま練度稼いでいる現在)この本を通して、秋雲が好きな理由がちょっとわかった気がします。
なんか他人事じゃないんだわ、彼女。TRPGのシナリオとか宝石銀ダイスとかの創作やってる自分がいるので、親近感湧くんだな。
色々な意味で良い本でした。描いてくださった作者様に感謝です。


今日のところはこの辺で。

また紹介していきます。


コミックマーケット91で見つけた面白い本+α(7) [コミケ日記]

さて行きましょう。

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タイトル:自宅警備艦川内 改3
     はかないフリートガールズ2
サークル:こるり屋
URL :http://koruriya.com/

こるりさんの艦これ二次創作漫画同人誌です。どちらも続きものになります。

「自宅警備艦川内 改3」は、海戦に出なくなった川内があれこれする話の三作目。今回はFXでぼろ儲けして豪遊に浸る川内を前に神通がおろおろする話。
オチはわかりやすい感じですが、ここの神通は本当に気苦労が絶えませんね(笑
「はかないフリートガールズ2」は、鎮守府内で艦娘のパンツが次々に盗まれるという怪事件の続きの話。
艦娘全員がはいてない、もちろん羞恥心は人並み、という得難いシチュエーションなので、読者としてはこのまま解決しなくても全く困らない感じですが(笑
今回若干微妙な動きしているかんむすが居たので、次回辺りで決着がつくかもしれません。だとしたら実に残念だ!(おい
どちらもネタとしては出落ちともいえる話ですがそれに正面から向き合ってまじめに描いている作風には感服します。
こるりさんの可愛らしい線で描かれる艦娘達がとてもかわいらしいです。
単行本発売されたそうです。

桃色トランス2 (IDコミックス 百合姫コミックス)

桃色トランス2 (IDコミックス 百合姫コミックス)

  • 作者: こるり
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2017/01/18
  • メディア: コミック




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タイトル:しじまの小夜曲
サークル:crocus
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=47813

訊さんの艦これ二次創作漫画同人誌です。毎回しっとりした作風が心に染み入る作者様ですが、今回も素敵でした。
これまで気にしたことはなったですが、ここの鎮守府の初期艦は五月雨のようですね。今回は、その提督と五月雨の話。
一応の完結編までの物語で明らかになった提督の「目的」。
「船の魂が黄泉がえり艦娘となるのなら、亡くした妻の魂も取り戻せるのではないか」という、禁断の思考を追及するべく、鎮守府に着任したばかりの提督。
ある意味、目的のために最も焦り、暗中模索して足掻いていた頃の提督の前にいたのが五月雨だったのでしょう。
ただでさえ不器用な提督のこと、そのころであれば満足な配慮もできず、艦娘との接し方もわからず、五月雨ともギクシャクするばかりでお互いに空回り、焦りが募っていたようです。
そのような回想を挟みながら、会議のために遠出する提督と、その護衛として買って出た五月雨二人の旅路が描かれます。
遠い昔に失った、かつての仲間と笑い合える、鎮守府という場所を作り、守ってくれている提督に、五月雨は何とか感謝を伝えたいのですが、不器用なこともあり、また相手の提督が、まあ、アレなので(苦笑 つかこの提督の気を回しすぎる不器用さは本当に人ごととは思えないんですが、さておき。
なかなか感謝を伝えることができません。
旅も無事には終わりますが、そのあたりは不完全燃焼となるのですが、最後に大井が背中を押し、不器用ながらもひたむきな感謝を言葉にすることができた、という結末が描かれます。大井ぐっじょぶ。ほんと、ここの大井は世話女房ですね。
言葉にはしましたが、それが通じたか、心が届いたのかは、描かれずに終わります。読者としてはその方が想像が膨らんで良いのですが、このあたり描き方に迷いがあったのかなあ、と少し思わなくもないですが、その辺は想像力をたくましくしすぎですかね。
過去の本に五月雨が描かれていたか記憶が定かではないのですが、ちと過去の本を読み返して、その中で五月雨がどう描かれていたかを確認したくなる内容でした。
今回の五月雨も、これまでの提督との鎮守府での日々の積み重ねと、一応の完結時に自分の目的に心の整理をつけた提督の変化への戸惑いなど、いろいろな積み重ねがあるのだと思います。
何より、がむしゃらに追い求めていた目的を失い、艦娘への新たな心の置き方をほぼゼロから模索して、ある意味二度目のスタートラインに立った提督ですから、一人一人との接し方も、また悩みながら考えていかなければならないわけで。
そういうタイミングで初期艦、五月雨との物語を描く訊さんの心境とはいかばかりのものか。
つか、前作の大井の話でも思いましたが。この提督の新たな日々ってのは茨の道すぎやしませんか。胃が溶けてリタイヤしないように龍驤や大井にはしっかり監督していただきたいところです。


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タイトル:着艦未満 畝傍本
     舷舷相摩ス・弐
サークル:海底温泉
URL :https://twitter.com/ktos_tw

あのシギサワカヤさんの艦これ二次創作漫画同人誌、第二弾。ページ開く前から怖いっ!怖いけど読みたいっ!このジレンマ!どうしろと!!(笑
で、まあ、「着艦未満 畝傍本」はオリジナルの艦娘、しかも畝傍です。この作者さんで畝傍ってもう嫌な予感が制限速度オーバーしてますよ!
一応解説しておくと、畝傍とは明治のころに列強に追いつくべく必死だった日本が、何よりも軍事力、海洋戦艦を作る技術を盗もうとフランスに発注した船です。
フランスで進水、しかし日本へと回航される途中でぱったりと行方不明になり、乗員すべてと畝傍本体は歴史の闇に消えました。原因も沈没したか小津かも不明で、世界史の中でも有名な海難ミステリーとして語り継がれています。
つまり着任できなかった船なわけで、損な船がかんむすになっちまったらもう後悔と罪悪感と自責の念御てんこ盛りで延々自虐するクールビューティーが描かれるという本です。
でも面白いんですよ、ずるいなあ。俺も艦これの噂聞き始めたときに畝傍でねえかなあとか思った一人なので、それが同人であれ形となって目の前にあることはうれしいです。
「舷舷相摩ス・弐」は龍田本。弐とありますが1冊目との続き要素はない感じですね。
畝傍の本も大概でしたがそれですらこちらに比べたら序の口という地獄。ああでも面白い、おもしろいから読んじゃうああああ。
龍田と提督のどろどろした情事をからめながら、この鎮守府なりの艦娘と提督の秘密を解き明かしていく話、になるのでしょうか。それよりはどこまでもずぶずぶと沈んでいく悪くて悪魔のような提督と、負けず劣らずに怖い女の龍田のやり取りを延々描いた話な気がします。
お互いにお互いの闇とそれ故に美しさを見ているがゆえに執着を捨てきれない二人。昼ドラも真っ青なやり取りの末に、一つの終わりを迎えるのですが。
いやはや、シギサワカヤさんらしいお話でした。
あと読み倒してるとき先述の訊さんの本の後にこれ読んだので、あちらの提督の闇とこちらの提督のどす黒い闇が脳内で結合してえらいことになりました。読む順番待ちが居ました間にもっと明るい話を挟むんだった!
だって読みながら「あー訊さんとこの提督とこの提督対話させたら手に手を取って周りを巻き込みまくりながら盛大破滅していきそう」って恐怖で頭いっぱいだったもん!
恐ろしく面白い本でした。読む順番注意。
作者さんのいつもの作風が知りたい方はこちらをどうぞ。

お前は俺を殺す気か 4

お前は俺を殺す気か 4

  • 作者: シギサワカヤ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2016/09/30
  • メディア: コミック




コミックマーケット91で見つけた面白い本+α(6) [コミケ日記]

今日は風が強いですね(中二感

引き続いていきましょう。

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タイトル:アカツキリベンジ
     アカツキゲーム
     アカツキリバイバル
サークル:ダコワズ
URL :http://dacowazu.wixsite.com/dacowazu

ダコワズさんの艦これ二次創作漫画同人誌です。何かトラブルがあったらしく、今作で艦これ二次創作はやめてしまうそうな。一次創作から読み始めたので、二次創作はあまり見せていただいてないので残念ですね。
3冊ともレディを目指す暁がぴゃーぴゃーかわいい漫画です。
「アカツキリベンジ」は暁に降りかかった受難を描いた中編と他一編を収録。レディ目指して何事にも物おじせずにチャレンジする暁がかわいいです。
珈琲に挑む暁はあちこちでネタにされていると思いますが、ダコワズさんはこういう解釈なのですねえ、たいへんかわいらしくてよいです。
「アカツキゲーム」は暁と漣や第六駆逐隊の面々が様々な家庭用ゲームにチャレンジする話。全編ラフですが最後ということで出さないよりも出すとした決断に称賛を。
据え置き型のゲームをしなくなって十数年たつので最近のゲーム事情はつぃったやネットニュースなどで漏れ聞く程度しか知りませんが、紹介も兼ねた漫画になっているので問題なく楽しめました。
アカツキリベンジで暁に降りかかった受難の謎が解き明かされ(?)ます。
「アカツキリバイバル」はコピー誌。寝こける暁に第六駆逐隊の姉妹たちと漣が萌え狂うという話、たぶん萌え狂ってるのは彼女たちではなく作者さんかと(笑)
たいへんかわいらしくて素敵なマンガでした。


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タイトル:結婚前々夜
     結婚前夜
サークル:ホッパーオーバーフロー
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=2815156

今回はじめましてのサークルさん。ホッパーオーバーフローさんは合同サークルのようで、今回の「既刊全部ください」枠としてはかなり冊数が多いので、書き手さんで項を分けておきます。
てことでこちらはyumiさんの方の作品。艦これ二次創作漫画同人誌です。
御託はともかく「龍驤かわいい」で全てが完結してしまうのですが(するなよ)それでは感想にならないのでもう少し書いていきましょうか。いやでも龍驤かわいいよ。それはもういいか、続き物です。
「結婚前々夜」は、大本営からケッコンカッコカリの命令が届いたある鎮守府が舞台。ここにはLv90オーバーの艦娘が3名おり、ケッコンカッコカリ候補として皆に見られています。
主人公の龍驤はその中で最もレベルが低く、また軽空母という中途半端な艦種(悩める龍驤の自己評価です)であることに悶々と悩む日々。
語り相手として隼鷹が登場しまして、いろいろ話すのですが、この隼鷹がまた良くてなあ。
悩める龍驤がすんごくかわいいです(><)
「結婚前夜」はその後編。前回雪の降る寒い夜に、お外で悩んでいた龍驤は風邪をひいて熱出して寝込んでしまいます。
提督はそんな龍驤の枕もとで、ケッコンカッコカリの仕組みを憂い、独白を連ねますが、龍驤はその言葉の中で、熱の勢いで指輪を欲し。そして…
後は読んでのお愉しみかと。素敵な本でした。


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タイトル:non☆colle5
     non☆colle6
     ボジョレークーボー
     砲雷ナイト
サークル:ホッパーオーバーフロー
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=1005887

ホッパーオーバフローさんの艦これ二次創作漫画同人誌です。
「non☆colle5」「non☆colle6」は、noncoさんが主にツィッターなどに上げた4コマとイラストをまとめた本のようです。フルカラー。こちらのツィッターを拝見したことから興味を持ったサークルさんなので、過去のものもまとめて読めるのは楽しいです。
こちらの鎮守府の艦娘達は、どうもメンタルに致命的なエラーを抱えている子ぞろいのようで、それによる艦娘の特徴の拡大解釈とするっと挿入されるコメディのコンボが絶妙で読んでいて抱腹絶倒できる素晴らしいマンガです。
Webに上げている漫画なのでネットでそのまま読めるのも良いのですが、本にするときにいろいろと凝っているので細かいところを眺めるのも楽しいですね。掲載順もそうですが、ページ数なんか凝りすぎて数字が認識できない有様です(笑)

「ボジョレークーボー」「砲雷ナイト」は、yumiさんとnoncoさんの合同の本になります。noncoさんパートは相変わらず腹筋にダイレクトに攻撃を受ける面白さで、これで絵柄が並外れて美人系で妖艶なのがより面白さを倍増させてくれます。
うって変わってyumiさんパートは明るめのコメディなのですが、ご一緒に創作されているせいか根っこは共通する部分があるようで、結構油断できない笑いを仕込んでくるのがなんとも。しかも絵柄がかわいいんですよ。なんかずるいです。

どの本も素晴らしく読みごたえがあって面白かったです。またお邪魔させていただきたいと思います。


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タイトル:君と羊と青。
     アンツィオのX'mas
サークル:匿名天体
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=2939

「君と羊と青。」は、アニメ映画「君の名は」の二次創作漫画同人誌。ツィッターなどにも挙げた作品もあるようです。
映画の合間やキャラから想像を膨らませた話など、バリエーション豊か。入れ替わりネタであれこれ日常をシミュレートしている作風が楽しいですね。
本の後半は映画撮影とした際のNGシーン集ということで、昔のジャッキー映画のエンディングにあったあれです(笑
映画ファンなら楽しめる内容かと。いいNGシーン集でした。
「アンツィオのX'mas」はガルパン4ページ漫画コピー誌。
アンツィオのクリスマスパーティーを描いた一幕です。統制のとれた動きと役割分担で料理に取り掛かる面々がにぎやかで楽しいです。
4ページとは思えない読み応えのしっかりさで良いマンガだと思います。
ごちそうさまでした。


今日のところはこんなところで。

また紹介していきます。

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