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暗黒星雲のかなたに [本と雑誌]



12月のSFノルマはアイザック・アシモフ。まあ12月と言いつつ、のんびり読んでいたので今月までかかっていますが。

あらすじは、よくあるヒロイックスペースオペラに見えますが、視点が様々な人物に移り変わる群像劇で在り、銀河を支配する帝国と、それに太鼓するべく「反乱軍の星」と力となる「古文書」をめぐる旅路が描かれています。

特に古文書のくだりが、なんともアシモフらしくて素晴らしい。最後の最後まで展開が目まぐるしく変わり、陰謀と虚実が入り混じる展開は目が離せません。

多分何を言ってもネタバレになる類の小説になりますね。呼んでいただくのが早いかと。

非常に楽しい読書でした。
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