ゲームウォーズ(下) [本と雑誌]
今月のSFノルマは、先月に引き続きアーネスト・クライン。
まあ今月のと言いつつ、読むのが楽しみで先月末から読み始めていたりはしたのですが(笑)
ガンターとして大きく後れを取ったウェイドですが、他のガンター達もシクサーズに出し抜かれてしまいます。
仮想世界は危機に陥ります。リアルでも、ダイトウが実際に殺害されるなど、シクサーズの魔手は迫ってきていました。
そんなピンチの中、ウェイドは幸運と、そしてゲーマーとして、ガンターとして培ったものを武器に敢然と立ち向かい、やがて仮想世界を離れて、リアルで無謀な賭けを、たった一人で敢行するのです。
御多分に漏れず、最後は大団円で終わるのですが、その痛快さと、それまでに何度もひっくり返される状況に、ハラハラしながら読み進める羽目になりました(><)
やあもう1ページめくる先が全く予想できないんですから、ジェットコースター・ムービーを見せられている気分になりましたね。
大変エキサイティングで、面白い小説でした。これは逆に映画の方も見たくなるなあ。WOWOWでやってるときにでも眺めたいですね。
SFとしても、仮想世界の設定が実にリアリティがあってよいです。
なんやかやで、現実の世界でも仮想世界とかのITを作っているのはギーク達ですし、こういう未来はあって自然だと思いました。
面白かったです、よい読書でした。
さて来月は何を読もうかねえ(ストックを眺めつつ
2019-03-10 20:41
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