今日から作ってもクリスマスに間に合う(かもしれない)銀粘土によるケムリクサジュエリー制作日記 #ケムリクサ #ケムリクサ工作班 #ケムリクサジュエリー班 #ケムリクサ鉱物班 [ホビー]
タイトルに、簡単にすぐ出来そうなこと書いてありますが、それなりに苦労するので試す方はご覚悟ください(笑
前回:https://tenkamutekinomuichi.blog.ss-blog.jp/2019-07-15-1
さて、前回をベータ版とすると今回はガンマ版のケムリクサシルバーチャーム制作日誌。
今回から宝石を埋め込むので、ケムリクサジュエリーと名付けていきましょう。
大体の制作方法としては、今回でほぼ出来。まだ接着剤や素材、仕上げの仕方などをもsカウする必要はありますが、銀粘土の整形方法としてはほぼ完成版です。
ではさっそく行きましょう。
前回版で2号機を作ろうとしたところ、プリンタで紙出力したケムリクサの筋彫りにえらい苦労するのにめげたので、あれこれ考えて今回はプリンタの出力を直接立体にする、かつ比較的安価な素材ということで、太陽光(紫外線)で固体化するスタンプキットを使用することにしました。
すたんぷつく~る:http://stamp-to-cool.com/
素材の銀粘土も忘れずに。
アートクレイシルバー20g スポンジ研磨材3種セット付【 銀粘土 純銀アクセサリー用 クラフト 素材 】相田化学工業 A-0274-S
- 出版社/メーカー: 相田化学工業株式会社
- メディア:
まずはプリンタ出力用の型紙をExelで作ります。
Exelファイルはここにあるのでご自由にどうぞ:https://drive.google.com/file/d/1ibTECd7Z0nuI76y5NPvGI2s4hIarm5Yl/view?usp=sharing
「すたんぷつく~る」のホームページにある手順に従い、プリンタでマスクキング用のシートを出力。
うちのプリンタでは真っ黒にならなかったので、水性ペンでいろを足したり二重にしたりします。
一連の手順を勧めまして…
まずはケムリクサなスタンプが完成。
こいつを下敷きにして、上から銀粘土を押し付けて、コロでコロコロして形を作ります。
数日間放置して乾燥させ、あばたのあるところとかをちまちまと銀粘土で修正。
チェーン用と、石留用の穴をあけて、銀粘土用の合成石。今回はルビー(本体)とブルーサファイア(アオ)をはめました。
一通り整形を終えて乾かしたら、スポンジやすりで凹凸をなくします。
銀粘土の良いところは、ここまででしたらどれだけ失敗しても後戻りができる(乾いたのを銀粘土に戻せばリトライ可能)なことです。
失敗を恐れずにどんどん行きましょう。
そして次の焼成工程になると、後戻りできなくなるので注意していきましょう。
焼成用のパンに乗せて、ガスコンロでがーっと焼きます。焼き時間はグラム数で変えていきます。
焼き上がりは真っ白です。
これをまたスポンジやすりで磨くと、純銀の柔らかい輝きが出てきます。
お湯にいぶし液(硫黄)を入れて、作品を浸けて、いぶし処理を行います。
後でやる細工を考えると、本体の方は飯伏処理必要なかったのは反省です。
いぶし処理で真っ黒ですが、これを磨くとまた銀色になるので、スジボリ部分だけが黒くなるという寸法です。
またスポンジやすりで磨きます…エンドレス
なかなかいい感じ(自画自賛)
事実上、ここで完成でも良いのですが、今回、本体の葉には、もうひと手間かけます。
あらかじめ作っておいたルビーの粉末(さらっと書いていますが、ルビー、すなわち鉱物名コランダムはダイアモンドの次に固く、碧海もないので粉にするのは超大変です)を筋彫り部分にちりばめ、液体接着剤で固定します。
今回、とりあえず瞬間接着剤(液体で透明の接着剤ってのがこれしか見つからなかった)で固定していますが、レジンの方が向いている気がしますので、試す場合はそちらでどうぞ。
数日放置して一通り乾かしたら、チェーンを付けて完成です。やったぜ。
ディスプレイしてみましたが、我ながらちょっとしたものです。
苦労した甲斐がありました。
今回のキモ。
本体の葉はルビーを仕込んだので、ブラックライト(紫外線ライト)で、本編さながらに赤く蛍光します。
ルビーの粉末はもっと根性入れて細かくした方が綺麗だな、というのは反省点ですが、ともあれ当初の目的は達成しました。やったぜ(2回目)
というわけで、ケムリクサジュエリー工作日記でした。
アルファ版~ガンマ版まで勢ぞろいで記念写真。
記事にしていないアルファ版(本物の葉っぱからの型どり版)も含めて、3バージョン作ってきましたが、今回のガンマ版が一番で気が良いのは進歩している証なので嬉しいですねえ。
ガンマ版はもう一そろい作るつもり(本体の葉のルビーをもう少しよくしたいので)ですが、今回はひとまずここまで。
実物は、来年5月の浅草石フリマでお披露目できればと思います。
2019-12-10 21:24
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