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今日から作っても20日のイベントに間に合う(かもしれない)銀粘土によるケムリクサシルバーチャーム制作日記 #ケムリクサ工作班 のススメ [ホビー]

そんなこんなで備忘録もかねていつもの制作日記です。

今回はケムリクサクラスタにアクセサリー自作者が増えることを期待して、制作日記というより、今回の作り方を解説していきます。

タイトル通り、今日から作り始めて2019年7月20日開催の「ケムリクサスペシャルイベント」(http://kemurikusa.com/news/)に間に合わせることを目標とするので、必要になる道具や材料へのアフィリンクを容赦なく張っていきますので、そのあたり苦手な方はご注意ください。

リンク張りはしますが、大半はご家庭ですでに備わっているものですので新たにそろえるものは銀粘土関連ぐらいだと思います。

では時間も遅いのでサクサク行きましょう。

まず最低限必要な道具と材料から。



これでほぼそろいます。楽ですね。

かくいう俺も最初にこれ買って、ずっと使い続けています。使いつぶしたら買い替えを考えようかなというぐらい。

後はこの辺








具体的なつくり方を紹介しつつ、必要に応じて追加のリンクを貼りますね。

最初に、キットの説明書を熟読してください。たいした分量ではないので時間はかからないでしょう。
火を使ったりしますので、注意点などは把握しておいてください。

またこの後の作業イメージもつかめますので、必ず読んでおいてください。でないと確実に失敗します。

まずは型紙の用意です。

これを適当な縮尺で印刷してください。

キャプチャ.PNG

Exelの元のデータはここに置いておいたのでご自由にお使いください。

https://drive.google.com/file/d/10R6Wk1izpwxHskv8A25lt1V74sWgXpM0/view?usp=sharing

基礎となる粘土板を作ります。

銀粘土はキットに同梱されている量で充分足ります。
写真の粘土はパッケージが違いますが気にしないでください。

IMG_8509.JPG

銀粘土を開封し、ある程度練ってから板状に延ばします。

伸ばす際は、キッチンペーパーの芯棒を抜いて、これに両面テープでキッチンペーパーを張り付けて覆ったものを使うのが安上がりです。
銀粘土はべたつくので、キッチンペーパーでそれを防ぐ手段を俺は多用します。

この即席の伸ばし棒でころころしながら銀粘土の塊をつぶし、3mm以上ぐらいの厚さの板にします。

板は型紙の大きさに合わせて、プラバンを適当な大きさに切ったものを包丁にして矩形に切ります。

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サイズは写真のカッター台の方眼(1cm区切り)を参考に

IMG_8512.JPG

飛びやすいものや熱に弱いものをどかして、ドライヤーで乾燥させます。
結構厚みがあるので、13分やって冷まして休ませるってのを3セットぐらいやれば乾くはずです。
この際、あまりドライヤーを近づけすぎて高温にしてしまうと、この時点で銀になって固まり始めてしまうので、やりすぎに注意してください。

IMG_8514.JPG


パナソニック ヘアドライヤー ナノケア ルージュピンク EH-NA9A-RP

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  • 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
  • メディア: ホーム&キッチン



適当な大きさに切り抜いた型紙を、乾かした粘土板に張り付けて固定します。
固定にはでんぷん糊か飯粒など、燃やして危なくない物を使用してください。
合成糊は石油なんでなんとなくダイオキシンが出そうなので避けます。


フエキ糊 チューブ 55g 111-809

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  • 出版社/メーカー: 学校教材の専門店 美工社
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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糊が乾いたら(今回は手っ取り早くドライヤーで五分乾かしました)キットに同梱の金属へら&ニードル的な工具で、型紙に合わせて線の部分を筋彫りします。

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この際、粘土板を厚めに作っているので、割と思い切って深めに筋掘って大丈夫そうです。

キットに付属の説明書に解説されている順番でスポンジやすりを使って、形を整えます。
この際、一番目の粗い赤のスポンジの段階で型紙は削り落とした方が後で楽っぽいです。
筋彫りが消えないように気を付けてやすります。消えそうになったらスジボリをもう少し深くします。

ペンダント用の穴をあけます。ピンバイスが使いやすいですね。


タミヤ クラフトツールシリーズ No.112 精密ピンバイス D-R (0.1-3.2mm) 74112

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  • 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
  • メディア: おもちゃ&ホビー




タミヤ クラフトツールシリーズ No.49 ベーシックドリル刃セット 74049

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  • 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
  • メディア: おもちゃ&ホビー



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これで原型は完成です。

この後焼成に入りますが、この段階で残っている細かい傷とかは、焼くとそのままシルバーの状態でも出てきまいますので丁寧に仕上げてください。

やすった際に筋彫りに入り込んでしまう細かい削りかすは、刷毛で念入りにはらいます。


キットの説明書に従って焼成します。

むき出しの炎を使いますので、換気には十分注意してください。
コンロから燃えやすいものは遠ざけてください。
家族がいる場合は、家族にも火に注意するように徹底した注意喚起を行ってください。

重さが計れれば、焼成時間の目安も説明書に書いてありますのでそれに従ってください。
なお、俺は心配性なので、その2倍以上の時間焼きます。



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焼き上がり。

説明書にもありますが、念入りに冷まさないと、触ってやけどするのでご注意。

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この時点でもう銀になっていますが、色々と被膜におおわれているのでやすりで削り取ります。
この辺はキットの説明書の通りに作業してください。

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筋彫りを線として際立たせるためにいぶし処理を行います。

キットに同梱の燻し液(要するに硫黄です)を使い、説明書の通りにいぶし処理をします。

今回はなるべくスジボリを目立たせるために、真っ黒になるまで処理します。

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処理が終わったら余分な黒を取るために、これまた説明書の解説通りにやすりで磨きます。

最後に青い”銀ピカ布”で表面を磨けば完成です。
なお、銀ピカ布は研磨剤ですので、これを触ってそのまま目をこすったりはしないように。

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後はお好みのスタイルで仕立ててあげれば身に着けることができます。

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今回の制作は俺の場合二日で仕上げていますので、足りない物を買いに行って、作業して何とか七月二十日に間に合わせることはできるかと。根性が必要ですが。

この方法で、理論上どのケムリクサも、シルバーのプレート上に刻印できるはずですので、ぜひ推しのケムリクサを形にして身に着けて楽しんでください。

何か質問や相談があれば、コメント欄でお気軽にどうぞ。

ではではー。
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