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無印ソードワールドリプレイ・LAUGH SO ROUGH [TRPG]

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合鴨ひろゆき先生のサークルで出されていたソードワールドリプレイ同人誌です。

URL:http://package.fantasia.to/aigamo/

発行期間は長く、冊数は5冊、広げた伏線は回収しきれておりませんが。

それだけに生のリプレイという感じがして、実に楽しんで読ませていただきました(^^)

パーティーは5人。

緑がかった瞳がチャームポイントのシャーマン少女、カナン。

生き別れになった愛馬を探して冒険に出た元気な子です。

結果的にキャンペーンの中心人物になっていきますが、スタートではそんなことはつゆ知らず。またGMも進めながら考えていったんだろうなあというのがライブ感あって楽しいです。

グラスランナーのムック。

大きな設定や動機はでませんでしたが、終始明るく、くるくるとよく動き、ムードメーカーとして活躍しました。

あとは優秀な突っ込み役としても光るものがありました。戦闘は・・・うん、頑張ったね(笑)

ファリス神官の少女、るるー。

普段無口な彼女ですが、邪教のやからや悪人を成敗するとなるとギラリと輝きを放ちます。

まさに「神に愛された」その恐るべきダイス目は、パーティーの主戦力として幾多の悪を成敗しました。

浅黒い肌のイケメン騎士、パルナス。

ことあるごとに愛する婚約者の名を叫ぶ姿は、かっこいいというか、かわいかったです(笑)

その分厚い装甲でパーティーの壁役としても活躍し、時に神がかり的なヒラメキで事態の突破口を見つける様はなかなかにイケメンの面目躍如でありました。

ソーサラーの青年、ギルバート。

ソーサラーらしいロールプレイを目指した(と思われる)言動は、話が進むにつれてマッドサイエンティスト方向にキャラが立ってきたのが、おいしいんだかかわいそうなんだか(笑)

とはいえセージや魔術師の技能が必要な場面ではきちんと活躍していたので良いキャラだったと思います。

舞台はオリジナルの島、レイサーク島。

そこで合流し、パーティーを組むことになった5人は、様々な冒険を繰り広げます。

ある時は邪教の神官を倒し、あるときは盗賊(?)を殲滅し、遺跡にもぐり、やがてカナンの出征に秘められた謎に立ち向かっていくことになるのです。

GMもプレイヤーも、舞台とキャラクターたちとともに一歩ずつ歩んでいくさまは、なんとも読んでいる方との距離感が近くて素直に楽しめました。

筆者はプロの合鴨先生ですが、たぶん時系列的にデビュー前とかに遊んでた頃のやつじゃないかなあ。

まあそれぐらい古いリプレイです。

刊行期間は、奥付によると1998年~2004年ということですから、うん、古いね(笑)

ですがキャラクターたちの生き生きとしているさまはむしろ新鮮で、昨今の商業リプレイでは味わえない、わくわくと冒険と輝きに満ちたリプレイでした。

長らく積んでいまして(すみません)最近積ん読sy等か月間に入ったのでようやく読むことができました。

読んでよかったです。

素敵なリプレイでした。もう難しいかもしれませんが、もしお手に取る機会があればお勧めいたします。

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