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わたしの小鳥先生 [アニメ・コミック・ゲーム]


わたしの小鳥先生 1 (バンブーコミックス)

わたしの小鳥先生 1 (バンブーコミックス)

  • 作者: 水月 とーこ
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2015/05/30
  • メディア: コミック


水月とーこさんの新刊です。

小島先生は新任の高校教師。主人公のほたるにとっては弟のような幼馴染ですが、赴任先がなんと、ほたるが入学する高校だったのです!

というところから始まる、ラブコメディ、でいいのかな。

いとこで幼馴染で先生という、ありそうでなかった面白い関係からスタートする漫画です。

ずっと教師にあこがれていた小島先生こと小鳥ちゃん(男性です!)は、あこがれの職業について、気合と緊張で硬くなることしばしば。

ほたるとしては、まだまだ年上とも先生とも思えない微妙な距離感ですが、彼女は彼女なりに小鳥先生のことを目で追うようになります。

大筋はなんてことのない高校生活で、主に小鳥先生の奮闘とほたるの微妙な乙女心を中心に描かれる、日常系というより少女マンガのような印象の作品ですね。

無一文は個人的に教師という職業に思い入れがあるのですが(なりたかったんだけどいろいろあって断念した過去があり)たぶん自分が何かの間違いで教師になっていたら、こんな感じでからまわったり悩んだりして何一つうまくいかなかったんじゃないかなと思います。

小鳥先生は、そんななかでも自分なりに前を向き、熱意だけはだれにも負けない勢いで少しずつ成長している、様です?

1巻だけだとまだ明確な成長描写はないですね(笑

ですがその姿勢は素直に賞賛したいと思います。

若くて背も低い、どちらかといえばかわいい感じの小鳥先生は、何かと生徒に甘く見られがちですが、そんな様子を見ながらクラスメートにも小鳥先生にもやきもきするほたるは、なんとなく不器用だけどいい子なんだろうな、と思います。

とーこさんとしては好きなものを詰め込んで描いた作品ということですから、今後の展開も楽しみですね。

さてほたるの気持ちは「恋」にまで成長するのか。

彼女の内面の成長にも注目したいところです。


さて薄子さんを主に読んでいた身としては、主人公が薄くないのが妙に違和感を感じますが(笑

表紙のほたるの表情は、この作品の雰囲気がよく出ていると思うので大変宜しいですね。

主人公キャラ以外では、優等生の綾ちゃんの、底知れぬ成績へのオーラが実に面白く。

はたして彼女の下剋上はなされるのか。

こちらも先が楽しみですねえ(^^

まだまだスタートラインを一歩踏み出したばかりの物語です。

先長く楽しめるといいなと思いました。

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