放課後さいころ倶楽部４

遅ればせながら読了。

今回もボードゲームに興じる少女たちを見守る簡単なお仕事です（笑）

ゲームデザイナーを目指す翠がプロのゲームデザイナーと対峙する話は、ボードゲームに限らずTRPGでももしくは創作でも、すべてに通じる話と言う印象。

人を楽しませるものを作るためには、自分一人の考えではどうしても足りず、人に意見をもらって初めて育っていくものだというのは、創作やってる人間なら大体は共感を得られるものではないかと思います。

今回はそういうエピソードでしたのでなんだか読んでいて親近感がわきました。

新たに京都にボードゲームカフェができる話では、仲間が一人増えるという素敵なイベントがありました。

ゲームショップとゲームカフェ、うまくコラボすればお互いにお客さんを呼べると思うので、この2店舗には是非仲良くしてほしいですが、d目お一度ぐらいは対立してみるのも面白いかなと思ってしまうマンガ読者脳（笑）

お人よしのヤンキー（？）姉ちゃん、マキちゃん登場のエピソードはひどく俺好み。

引っ込み思案なミキと、見守るアクティブなねーちゃんと言う構図はとても良いですね（＾＾）

そして青少年の物語らしく、男性陣の恋の行方も良い刺激でした。

遊ばれているボードゲームはどれも面白く。

「もんじろう」などはどう遊ぶのか知らなかったのですがこういう言葉遊びをするものなのですね。良い勉強になりました。

他のゲームも実に魅力的に描かれているので、読んでいると遊びたくなるのはこの漫画の良いところですね。

今回も大変面白かったです。楽しみに待っていた甲斐がありました（＾＾）

5巻も待ち遠しいですねえ。

放課後さいころ倶楽部 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

• 作者: 中道 裕大
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2014/12/12
• メディア: コミック