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【募集】SFゲリラセッション・スターレジェンド版上げ記念・地球到達シナリオプレイヤー募集 [TRPG]


スターレジェンド (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

スターレジェンド (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

  • 作者: 銅 大
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本



スターレジェンド版上げを記念して、スターレジェンドで地球到達シナリオを身内で遊ぶので、混ざりたい人募集です。

プレイヤー1~2人、先着順です。

〇開催日
 2014年11月16日(日曜日)
 13時ごろに大田文化の森に来てください。

○参加費用
 一人1000円

○参加方法
 メールやツィッター、記事へのレスなどでご連絡ください。
 対応いたします。
 ルールブックは無くてかまいません。GMの方で適宜対応します。

○現在の参加者
 鬱狩さん(PC1)
 氷野さん(PC3)
 saoさん(未定)

○場所
 大田文化の森・集会室4階(会場に直接おいで下さい)
 地図:http://www.ota-bunkanomori.jp/access.html
 アクセス:JR京浜東北線大森駅からバスで一本。徒歩でも15分ぐらい。

シナリオスペック

推奨PCレベル:経験点60点程度
       キャラクター持込み可能
       各PCにはロストシップを配布しますので
       任意のロストシップを取得しておいてください
       もしくはGMの方でキャラ作成しておくので希望をお知らせください
推奨サプリメント  :基本ルール、PHP、SPF
推奨PC人数 :2~5人
推奨プレイヤー:スターレジェンドプレイ経験者
想定プレイ時間:5~6時間

※備考
 諸般の事情で最終回だけお蔵入りになっていたキャンペーンの最終回エピソードです。
 舞台設定は繋がっていますが、お話的には独立していますので初見で大丈夫です。
 後述の舞台背景だけご一読ください。

○シナリオ
 シュレイディンガーの地球

○トレーラーとレギュレーション

◆今回予告!◆
地球文明の遺産、カエデのもたらした碑文(ログ)文書(ブック)と、資格者達が集めた地球碑文により、遂に地球は再生された。しかし、その姿は予想をはるかに超えた異様なものだった。あたかも箱に閉じ込められた猫の生死のように、観測によって二つの極端な側面を見せるその異常さは、果たして何が原因であるのか。
扉を示すは二人の従者。道を切り開くは一振りの剣たる船。情報の海を越え、遥かな時の旅を乗り越えた末に、資格者達が見る真実とは?

スターレジェンド『シュレイディンガーの地球~Far(ファー) Far(ファー) Away(アウェイ) star(スター) home(ホーム)~』

さあ、冒険のゲートをくぐろう。

ハンドアウト
ハンドアウト:PC①
キミが宇宙の果てで発見し、救助したブレインチップの女性、カエデ。地球文明の遺産である彼女の持つ機能と、君たちが集めた地球碑文により、ついに地球は再生された。
しかし、再生された地球はとても実体とは思えない、奇妙な揺らめきを見せている。そして忠実なはずの君の二人の従者が、君をいずこかへと導こうとしている。果たしてその先にあるのは真実か、それとも罠か?キミは誘われるかのように、船の進路を地球に向けた。
シナリオコネクション:二人の従者

ハンドアウト:PC②
キミはMSSの部長兼課長、ジョン=スミスに、再生された地球の調査を依頼された冒険家だ。その惑星は幻影のように揺らめき、観測するタイミングによって極端に秩序に偏った緑の惑星としての姿と、極端に混沌に偏った赤茶けた荒野の惑星の二つの顔を見せるというのだ。
果たして、この惑星の真実の姿は、そのどちらなのか。あるいはまったく別の物か。こんな話は聞いたことが無い。キミは抑えきれない好奇心を胸に、船を地表への降下コースへ乗せた。
シナリオコネクション:ジョン=スミス

ハンドアウト:PC③
キミはMSSにずっと協力してきた資格者だ。地球と君とは、浅からぬ縁がある。その地球が、MSSの手によってよみがえったというのだ。
時を同じくして、君は奇妙な夢を見るようになった。宇宙服に身を包んだ快活そうなその老婆は、キミにからかうような視線を残し、いつもキミよりもはるか先へと旅立ってしまう。そんな奇妙にリアルな夢だ。果たしてこの夢に意味はあるのだろうか?
シナリオコネクション:夢の老婆

ハンドアウト:PC④
君はMSSに協力する技術者だ。キミ達が作り上げた碑文(ログ)文書(ブック)エミュレーターにより、地球は再生された、かに見えた。しかし地球の姿は観測者によって極端に秩序に偏ったものと、逆に混沌に偏ったものとに見えているようだ。どうも何かがおかしい。
ゲッター宇宙の再生に成功したことからも、作り上げたシステムに問題はないはずだ。ならば一体どこに原因があるのだろうか?技術者としても君は問題を突き止めなければならない。
シナリオコネクション:カエデ

PC間コネクション
PC①→PC②→PC③→PC④→PC①

○背景設定補足

▼ ゲート公団監察機構 マリアナ・サンクテット捜索課

 「G.C.24年。未知宙域への探査に出発。現在なお探査中」(P159)。マリアナ・サンクテット(P158)の消息が、現在においてもそのように記録されているのは、彼女を捜索する部署が、未だ活動を続けているためである。
 マリアナ・サンクテット捜索課は、マリアナが消息を絶った翌年、彼女の行方を捜索する専門部署として華々しく設立された老舗部署である。ゲート公団初代総裁という重要人物捜索のため、当時は最新鋭の設備と多くの優秀な人材が集められていたが、それから700年以上が経った今では、すっかり閑職となっている。現在は本部敷地内の片隅に設置された、小さな中古のユニットハウスを事務所とし、時々異音を立てる古びた空調の下で、部長兼課長であるジョン・スミスが、わずか数名の課員と茶飲み話に興じている。
 とはいえ、設立当時から引き継がれている数々の特権により、所属課員は公団監察官と同等かそれ以上の権限を持っている。マリアナの消息に関する手がかりがあれば、天下御免であらゆる星域へ急行し、活動する事ができるのだ。だが、問題が一つある。縮小に縮小を重ねた予算のため、この部署には自前の宇宙船が無いのである。そのため、たまの活動の際には外部の探検家や冒険家を雇って捜索活動を委託し、そこに課員が同行するという形を取るのだ。
 現在、この部署はにわかに活気付いている。大河の惑星ヌンメルシュターン外苑の宙域で、大歪曲直前に地球から旅立ったと思しき宇宙船が漂流しているのを、とある資格者が発見したのだ。調査の結果、この宇宙船には、頭脳体らしきブレインチップの少女が眠っているのが分かり、早速蘇生処置が施された。
 マリアナは、消息を絶つ前に「はじまりのゲートを探しに行く」と言い残したことが記録に残っている。彼女がはじまりのゲート、即ち地球を目指していたとすれば、この少女のメモリーに残っているはずの地球の情報が大きな手がかりになるだろう。
 残念ながら、目覚めた少女は、何万年にも及ぶ漂流のためか、「カエデ」という自分の名前以外のメモリーの大部分が損傷し、「忘れて」しまっていた。しかし希望は残されている。カエデには非常に優秀な自己修復機能が備わっているようで、失われた記憶も徐々に「思い出して」いるようなのだ。700年以上停滞していたマリアナの捜索は、カエデが時折思い出す、遥かな過去の記憶を手がかりに、静かに動き出そうとしていた。

▼ マリアナ・サンクテット捜索課

正式名称:ゲート(Gate)公団(public corporation)監察(inspection)機構(mechanism) 特別(special)捜査部(investigation department) マリアナ(Mariana)・サンクテット(Sanctet)捜索課(search section)
組織形態:情報機関 規模:部署
代表:ジョン・スミス
所在地:アルファ星域 惑星ゴル
 マリアナ・サンクテット捜索課(通称MSS)は、ゲート公団初代総帥、マリアナ・サンクテットの捜索を専門に行う、一部一課の独立部署である。ゲート公団創設の頃から存続している老舗部署、といえば聞こえはいいが、マリアナが消息を絶ってから700年以上が経ち、手がかりのほとんどが時の彼方に消えた現在では閑職もいいところである。しかしこれは、表向きの顔に過ぎない。
 資格者の間では、この部署が抹殺者の引き起こす事件をいくつも解決に導いていることは良く知られている。誰からも注目されず、かつ公団監察官と同等かそれ以上の権限を持つというこの部署の特殊性は、抹殺者との戦いにおいては非常に有効に機能する。
 とはいえ、所属している数少ない課員達はこの事実を知らない。知っているのは、部長兼課長の、ジョン・スミスだけである。

▼ ジョン・スミス

性別:男性 年齢:55歳
髪の色:黒 瞳の色:黒 肌の色:黄
セリフ:「まいったなあ。とりあえずお茶でも飲まない?」
 MSSの部長兼課長を勤めるジョン=スミスは、とらえどころの無い男だ。一見すると、暇をもてあまし、部下と茶飲み話に興じている気のいい昼行灯のおじさんだが、時折妙に鋭く、核心を悟っているそぶりを見せるときもある。
 その過去にも謎が多い。かつては公団監察機構のエース監察官として、華々しい実績を重ねる「切れ者」として名を馳せていた英傑だったが、とある小さな事件で第一線を外れてからというもの、あちこちの部署を転々とし、いつの間にか閑職と囁かれるこの部署の管理職に収まっていた。かつての英傑も、見る影無く落ちぶれたと見えるが、その実彼は現役当時の鋭さを、少しも失ってはいない。
 彼は実は資格者である。現役時代、抹殺者が既知宇宙に及ぼす危険性に危機感を覚えたスミスは、その危険から既知宇宙に住む人々を護る手立てとして、何かと制約の多い公団監察官という立場を捨て、誰からも注目されずに自由に行動でき、かつ数々の特権を持つという、現在の特殊な立場を手に入れたのだ。
 スミスは昼行灯を装いながら、公団監察機構に集まる銀河中の情報に耳を澄ませている。そして抹殺者の気配を察知すると、マリアナ・サンクテット捜索の名目で資格者を派遣するという方法で、人知れず抹殺者と戦っているのだ。

▼ カエデ

性別:女性 年齢:17歳(外見)
髪の色:青 瞳の色:金 肌の色:白
セリフ:「あら、なんだか懐かしい気がしますわね。」
 カエデは、女性型ホログラムのヒューマンインターフェースを持つブレインチップの少女だ。マザーシップ『カエデ』のメインコンピューターとして、彼女は常に船と共にある。非常におっとりとしたマイペースな性格で、所属するマリアナ・サンクテット捜索課の、のんびりした日々を楽しんでいる。
 『カエデ』は機能停止状態で宇宙を漂流していたのを最近発見されたという、建造年不詳の謎に包まれた宇宙船だ。目覚めたばかりの彼女は、ほとんどの記憶素子が損傷しているようで、「父」と呼ぶ製作者のおぼろげなイメージと、何か、大きなものを失ったというあやふやな記憶以外、全ての記憶を失っている。 
 カモフラージュの意味もあり、船の外装や内装は標準的なグリュック級マザーシップのものに修復されているが、その本体は、現在既知宇宙で流通しているどの宇宙船でもない。カエデ同様、船の機能の大部分は損傷しており、本来の性能の1割ほども発揮できていない。いずれ彼女が色々思い出せばそれらの機能も次第に目覚めていくのだろうか。
 調査の結果、彼女と彼女の船は、製造されてから数万年が経過していることが分かっている。また、彼女を発見し、調査した資格者によれば、『カエデ』はひょっとすると、大歪曲の直前に地球から旅立った船である可能性があるという。
 マリアナ・サンクテット捜索課に引き取られた彼女は、普段はこの部署の課員兼経理コンピューターとして日常業務に従事している。そして時折、古い記憶を思い出しては、星空を指差すのだ。
 果たして彼女は誰が何の目的で生み出したのか。そして蘇りつつある記憶と、彼女の持つ地球碑文は、一体彼女をどこへと導くのか…。


タグ:TRPG
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