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HITMAN(2) [アニメ・コミック・ゲーム]

ヒットマン2 ヒットマン2
価格:¥ 3,150(税込)
発売日:2014-02-28
読了していたのですが、日記を書くタイミングを逸していましたな。

さて、僕らの犬溶接マン。死んだ犬を溶接して悪と戦うヴィランみたいなヒーローが、本格的に活躍し始める待望の2巻です。

とはいえHITMANという作品の主人公は彼ではなく、超人専門の殺し屋。テレパシーと透視能力という、ごくささやかな超能力を備えたクールなタフガイ、トミー・モナハンです。

彼が行きずりだったりビジネスだったりで首を突っ込むことになる騒動の中に、犬溶接マンが所属するヒーローチーム「セクション8」の姿があります。

リーダーは常にヒーローマスクとコスチュームに身を包んだ”酔って酒瓶で頭を殴るマン”シックスパック。その通り常に酔っ払いながら酒瓶を片手に悪と戦うヒーローです。

フラスパワーで悪を撲殺する”フランス人マン”ジャン・ドゥ・バトンは「ジャン・ドゥ・バトン、ジャン・ドゥ・バトン」のリズムと友に悪に忍び寄り、一撃をかまします。

セクション8唯一の直接火力を持つ”誤射マン”フレンドリーファイアは、その胸に秘めた萌える正義の心を強烈な熱線に変換して味方に誤射して戦います。

セクション8随一の体格を誇る”窓から投げ捨てるマン”ディフェネストレーターは、イカしたジャケット御サングラスを光らせながら悪を窓から投げ捨てます。窓がなくても自前で窓枠を持ち歩いているので安心です。

百発百中の目つぶし攻撃で悪をひるませるのは”痰吐くマン”フレイムジェム。目の覚めるようなグリーンのコスチュームが頼もしい。

てんかん発作の微妙な振動により誰にも知覚できないところから忍び寄る”震えるマン”シェイクスは、うん、まあなんだ。居ると心強いね。

トリを務めるは”変態性欲マン”ブエノ。「ブエノ・・・」としか言葉を発しないその情熱的な愛の腕は無限大です。

彼らセクションエイトは、相手が宇宙の最強生物だろうが、地獄からよみがえった不死身の刺客だろうが臆することなく立ち向かい、状況を引っ掻き回します。

三流ヒーローと蔑むなかれ。彼らもゴッサムシティを守るために日夜戦うヒーローたちの一角なのです。

さて主役のモナハンはと言うと、地獄の悪魔と取引したり、ゾンビ人食いサメと格闘したり、グリーンランタン相手に大立ち回りしたりと、まあ大変な活躍ぶりです。

頼もしいスラムの殺し屋たちとともに、黒光りする銃を構えながらハードボイルドに戦っております。

HITMANの魅力というと、先述のセクションエイトのような奇妙キテレツな連中もさることながら、その中で男臭く人間臭いモナハンのかっこよさが素晴らしいです。

この調子で三巻が出ることも期待したいなあ。

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