レディ・ガンナーと虹色の羽 [本と雑誌]
久しぶりのシリーズ最新刊読了。
今回も面白かったっす。
おなじみ用心棒4人組の中でも史上最も美しいオカマとして知られる《蜥蜴》のベラフォードがメインのお話でした。
ネタ的には3年前の前作と同じく、理不尽な階級・視野狭窄社会を主人公達が快刀乱麻と斬って捨てる、気持ちの良い冒険活劇でした。
まいじゃー推進委員会さんとこの記事にもありますが、このシリーズの見所は、なんといっても台風娘の異名を取る令嬢、キャラリン・ウィンスロウの素晴らしい啖呵切りのシーンでしょう。
燃え上がる怒りを理性で押さえながら、理路整然と気持ちの良いタンカで場を支配する様は、絶対アニメで声付きの台詞で聞いてみたいシーンです。
もっとも、今回はベラフォードメインの話という事で少々押さえ気味でしたけどね。それでも読んでいて興奮するのは抑えられませんでした。
アニメ映えすると思うんだよなー、この作品。
用心棒4人組のデザインは、設定からして秀逸だし、草河遊也先生の描く、抜群のバランス感覚でデザインされた44マグナムを構えるお嬢様の姿は、是非劇場の大スクリーンで拝みたいもんですわー。
何はともあれ面白かった。今回も良い読書でした。
一時期続刊を諦めていましたが、どうやら気長に待っていれば続きも出るようなので、気長に読み返しながら楽しみにしていようと思います。
レディ・ガンナーと虹色の羽 (角川スニーカー文庫) 価格:¥ 660(税込) 発売日:2009-06-01 |
2009-06-03 22:55
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