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フーテンの寅さんのラノベ版とかないですか [雑記]

先日、こんなことを妄想してまして、なんとなく呟いてました。

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天下無敵の無一文‏@takosuke2200

そういえば、今日秋葉原でぶらぶらしてるときに、ふと「寅さんのラノベ版はどうかしらん」とか妄想した。ヒロインに惚れられる作品が多いから、その逆で主人公が毎話一目ぼれするんだが、

その人にいい人がいるとかがわかって毎回潔く身を引く話。切なくも粋な感じで。誰か書いてください(笑)

https://twitter.com/takosuke2200/status/280252329431810049
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あれなんですよ。ラブコメ系のラノベで、沢山のヒロインに惚れられて、主人公が鈍感で気づいてないって黄金パターン有るじゃないですか。

あれはたくさんの個性の違うヒロインを出すことができて、大変華やかになって良い物語構造だと思うのですよね。

俺もこの手のラブコメは結構好きで、なぜかサブヒロインを応援しては、結局ゴールインできずに終わり、応援していたヒロインと共に悔しさをかみしめるのが常なのですが。・・・ええ、実際

「まじしゃんず・あかでみぃ」ぐらいじゃないかなあ。応援していたサブヒロインが主人公と結ばれるエンディングを見れたのは。

で、それとは別の方向で、個性的な美少女をたくさん出せる仕組みはないものか、と考えていて、ならフーテンの寅さんはどうだろう、と思ったわけです。

寅さんて、毎回魅力的なマドンナが登場して、寅さんがのぼせ上がった挙句に失恋するのが黄金パターンじゃないですか。つまりは、エピソードの数だけ美女が出せるわけですよね。

つまりこの構造でも、個性豊かな沢山の美少女を登場させることができるわけで、ならラノベでもこの物語構造は行けるんじゃないかと。

そんな感じでラブコメラノベ版寅さんはいかがなものかと思った次第。


まあ妄想なんですが、なんとなく妄想が膨らんだので、軽いプロットなんぞ書いてみたのでさらしてみたり。
誰得?まあ今日は特別日記のネタもないのでネタにしてみました。



1話目:
 高校生の主人公。昔、同じ町に住んでいた幼馴染の少女が引っ越しで街に戻ってくる。主人公の家に同居ぐらいでもいいかも。10年ぶりぐらい。
 昔と違って、とてもきれいになっていた彼女に主人公は一目ぼれ。もう一人の頼れるインテリな親友とともに、ツンデレしながら友情を温めあう。
 少女には秘密がある。彼女の両親が悪い奴に騙されて莫大な借金を抱えていて、娘だけは安全なところに逃がしていたのだ。
 主人公は彼女を助けることを決意する。高校生であることも考慮して、親友と共に作戦を練る。
 手としては、借金を長兄sにする金額を手に入れることと、相手の違法性を突き止めて帳消しにすること。
 1個目の作戦は失敗するが、ダメだと思った時に二個目の作戦で何とかなる。
 事態を解決し、意を決して告白する決心をする主人公だが、少女の方から相談を持ちかけられる。
 症状は、親友の方を好いていた。しかし助けてもらって厚かましいと悩む少女の背中を、主人公はそっと押す
 かくして主人公は身を引き、京都の国立大学で一人暮らしするために旅立つのであった

2話目:
 大学で同じ学科の美人に一目ぼれする
 友情を深めるが、彼女には夢を追って欧州に飛び出ていって、必ず帰ってくると約束した彼がおり、その帰りを10年待っていた。
 彼女が心の整理をつけられるよう、あれこれとなく世話を焼く。ようやく彼女が彼の事を割り切って前を向こうとする。
 その時、自分が下心ありで彼女に彼のことを忘れ\させたような罪悪感で自分も言い出せない。が、逆に今度は彼女の一言で告白する決心をつける。
 さて一大決心して告白するその時、欧州から彼が帰ってくる。二つの影が一つに。そして主人公はそっとその場を去る。
 かくして主人公は身を引き、語学留学のためにアメリカへ旅立つ。


3話目:
 語学留学先で金髪美人に一目ぼれする
 彼女はブロードウェイとかそういうメジャーなところでのデビューを夢見てがんばっていた。主人公は、そのひたむきに前を向く姿に惚れて
 なにくれとなく世話を焼く。やがて深まる二人の仲。
 あるとき、二人の努力が実り、彼女が念願かなってデビューが決まる。順調に人気を集めていく彼女。いつしか、主人公と彼女の距離は遠くなる。
 やがて彼女はさらなる高みを目指し、世界に羽ばたいてゆく。彼女の恋人、それは夢見たステージの世界だった。最早自分の居場所は居ないと、主人公は彼女の基をそっと離れる。
 主人公が去り、彼女は初めて当たり前のようにそこに居てくれた主人公の大きさに気づく、が、すでに主人公は留学のカリキュラムを終え、帰国していた。
 かくして主人公は身を引き、日本へと旅立つ。

4話目:
 大学院で同じゼミの美人に一目ぼれする
 1歳年上の彼女は主人公をかわいがり、なにくれとなく世話を焼いてくれた。お互いに勉学に励み、一つの論文に向かって研究を進めていく。
 彼女への思いを募らせる主人公だが、ふとある時、彼女はゼミの教授への、道ならぬ、年の差のある恋に身を焦がしている事に気付いてしまう。
 彼女はやがて卒業の時を迎え、卒業とともに親の決めた婚約者との結婚をさせられる。彼女の気持ちを知らない両親は、決して無理強いしているわけではないが
 先生と結ばれることはないと思い込んでいる彼女は、先生への気持ちを吹っ切るために結婚に応じる。そして主人公、先生から実は先生も彼女の事を好いていることを告白されてしまう。
 主人公、ここで一肌脱ぐ。彼女と先生の仲を取り持つべく、結婚式をぶち壊す。
 事もあろうに結婚式の席上で、二人を挑発し、両方に言いたいことを言い合わせ、お互いの本当の気持ちに気付かせる。
 先生と彼女がぎこちなく、将来を約束し合う結婚式場を後に、主人公はひっそりと去る。
 かくして主人公は身を引き、懐かしい故郷の街へと旅立つ


5話目:
 帰ってきた実家で、義妹に惚れられて追い掛け回される。どうも、ずっと子供のころから好かれていたらしい。
 義妹は最近になって主人公と血のつながりが無いことを知り、気持ちを抑えられなくなったのだ。
 ほとんどストーカーまがいの猛烈アタックに、主人公逃げる逃げる、必死で逃げ回る。
 やがて暴走した義妹は、勢い余ってとんでもないことをやらかして、絶体絶命の大ピンチに陥る。
 主人公、それを知り、寸秒の迷いもなく助けに向かう。これまでの沢山のエピソードで得た様々なスキルや人脈を駆使し、義妹を助けに向かう主人公。命がけで走り出す。
 幼馴染の少女、大学の同期の彼女、アメリカで一躍スターに上り詰めていた彼女、そして先生と結ばれた彼女が、今度は主人公のために、一肌脱いでくれる。
 かくして一件落着。義妹は救われる。あまりに主人公にかけた迷惑が大きすぎ、涙ながらに身を引こうとする義妹を、主人公は力づくで引き留める。
 主人公の見るところ、義妹は何をしでかすかわからずに危なっかしい。主人公がそばで見ていてやらないといけない。
 ここで主人公、腹をくくる。義妹の気持ちを受け入れ、二人は将来を誓い合うこととなる。

 かくして物語は大団円。これまで出会った彼女たちに幸せを運んだ主人公は、ようやく自分の幸せをつかんだのでした。めでたしめでたし。



・・・ほんと、誰か書いてくれねえかなー。え、自分で書けって?ごもっともですが、TRPGのシナリオなら×が小説はあまり自信ないわね(苦笑)SSは結構学生のころに書いたけど。
気が向いて時間があったら書いてみてもいいかも。

まあ妄想の垂れ流しということで一つ。

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