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COMITIA94 [コミティア]

一週間ほど前の、ある晩の会話。

注:田中さん(仮名)と言うのは父の友達の奥さんです。その家はモモさんの里親でもあります。
  この日は都内に用事があったとかで、上京してきていまして、お昼にうちに寄って行ったのです。

俺「田中さん、久しぶりにモモさんに会えて喜んでた?」

母上「そうねー。ああ、そうだ。田中さん、あんたの本欲しいって言ってたわよ。送ってあげなさい。」

俺「・・・へ?(思考停止)」

母上「あんたの書いてる本、欲しいって。」

俺「うえええええええええええええええええ!?」

いやまーそら書いてますがお世辞にも田中さんみたいな普通の人が理解できる内容ではないんだがでも一体何で急に脈絡も無く(ぐるぐる)

母上「ほらコミケって何かと話題になってるじゃない。乗り遅れたくないんだって。」

俺「ああなるほど、3秒で納得したわ。」

田中さんは流行りモノが大好きなのです。

とはいえ、俺の本は同人誌どころかTRPGを知らない人間にはチンプンカンプンなシロモノである事は、うちのサイト見てる方ならご存知の所。っつーかTRPG知ってる人間でも原作知らないとワカラネェネタが無数に仕込んであるのでもうワカラン人にはただの文字と数字の羅列でしかない。

この本を、何の予備知識も無い田中さんに渡してコミケの事が分かるかと言うと、うーん。サイコメトリーでも使えない限り無理だ。

まあでもこの本はこの本で送るとして、今回の目的は田中さんがコミケがどういうもんか知りたいという事だから・・・(思考中)

俺「ああ、じゃあ今度の日曜にコミティア行くつもりだったし、そこで分かり易い本見繕ってくるわー。」

母上「あー、そうね。あんたの本、ポンと渡しても確かに分からないわよねー。そうしなさいな。」


つーわけで、今回のコミティアにて、恐るべきプレッシャーのかかるミッションを背負わされた無一文でした(笑)

まあ全て理解してもらう必要は無いだろうし、突っ込んで知りたければあの人の場合自分で調べるだろうから、今回はせっかく興味を持ってくれた人に、同人誌即売会と言うものの楽しさを知ってもらえれば、と言うあたりにミッション目的を設定。11月14日にビッグサイトに出かけてまいりました。

今回は、秋の拡大版コミティアという事で、西1・2ホールを借り切ってのSpecial開催。
サークル一巡りするだけでも3時間以上かかる規模で、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。

前回の開催で、予想外に沢山の面白い本を見つけることが出来たので、今回はそのサークルさんも含めて周ってきました。あー、この本面白そう。おお、ここのサークルさんまた新刊出してはる。元気いいナー、と言う感じであれよあれよと言う魔、じゃない、あれよあれよという間に袋の中はいっぱいに。

また今回、上記のミッション目的のために、お気に入りサークルさんの既刊はもとより、「これは送ってあげたら喜ぶのでは?」と思ってしまった。思ってしまったっ!!サークルさんの本を際限なく仕入れて周ったので、途中でタガがはずれてエライことになってました。最終的に、本の量がいつもの1.5倍ぐらいになってもーた。

えーと、うん。自重しよう。

変に燃え上がってしまった。

荷物発送のために、送る分(2冊ずつ買った分)は先に読破して内容を吟味したのですが、どれも面白かったなー。発送物からはずしたのは一冊だけだったし。

その一冊も、面白かったのは間違いなかった。でも、さすがに同人誌知らない人に送っても混乱させるだけの特殊仕様だったので、俺の蔵書として仕舞っておくこととしよう。その内また読もう。

今回はSF周りの本を結構見つけることが出来て、何冊か仕入れてきました。こちら内容が濃いのでまだ呼んでいませんが、今から読むのが楽しみですねー。

まだまだ本の山は半分ぐらい残って居るので、印象に残ったり、紹介したい本があったらまた日記のネタにさせていただこうと思います。

あー、楽しい日曜日だったなー。

次のコミティアは来年2月ですねー。今から楽しみだー。

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