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しばらくやっていないと色々とカンは鈍るもので [TRPG]

TRPGにおいてもそうだなあという。

転職成功一発目にサー遊ぶぜーとばかりに数カ月かけて準備していたセッションを、マスタリングのハンドリングミスで流してしまいました。

最初は3レベルかまあやっても5レベルぐらいでで当日気楽に集まって遊ぶかあと思ってたところ、事前の相談の中で7レベルという希望が出たので、どうしようかと思いつつもプレイヤーの協力もお願いしますというのも合わせてとGOサイン出したのがまあ最初のボタンの掛け違い。

7レベルだとキャラ作成に時間かかるから、事前にハンドアウトは決めてキャラ作成しといてくださいーとプレイヤーにお願いしたところ、ハンドアウトのすり合わせで事故ってしまいました。

TRPGはみんなで楽しみたい人なので、プレイヤーの希望はなるべく吸い上げていくスタイルのGMですが、吸い上げすぎて制御できなくなるのも自分の失敗パターン。なので普段気を付けてはいるのですが、今回その見切りを見誤りましたな。

ネット越しの相談は、相手の顔が見えないリスクがあるので苦手で、要望や意見の出し合いはしてもなるべく結論は当日顔合わせてから決めるのがまあ俺としてはやりやすいのですが、7レベル希望がPLから出たんじゃ当日時間厳しいのでそういう流れにしたら案の定事故りました。

なので最初の判断誤りましたね。


結果、意に沿わないハンドアウト引いたプレイヤーが見過ごせない不満を抱えてしまったのが見えたので、これはもう無理にセッションしてもそのプレイヤーと、何より俺が楽しめないなあということで流会の判断を下しました。

プレイヤーからはせっかく都合付けたのセッションを流すなど無責任だといわれましたが、確かにそう受け取られるだろうと思いつつも、この判断ばかりはGMの役割なので。

かねてより書いている通り、プレイヤーとGMは役割の違いでしかなく、セッションにおける責任に関してはイーブンであるというのが俺のTRPGにおける考え方です。

ただ、あまり一般的な考えではないことも承知しています。


大体は、セッションの円滑な運営はGMの責任だというのが一般的な考え方なんですが、俺はその考え方があまり好きではなく。

GMは完璧超人ではないので、過度に責任を負ってしまうGMも、GMに責任を求めてしまうプレイヤーも、あまりよくないと思ってます。TRPGでは皆冒険者になるのだから、誰か任せにせず、自分達の運命は仲間同士で協力して自分達で切り開くのが良いんじゃないかと。

なので「これこれはGMの責任」という類の論説は、まあ否定はしないのでお互いすり合わせて遊びましょうという感じで何時もマスタリングいてます。

否定はしないのですが、それをGMへの不満のはけ口にされるのを見てしまったら、ちょっともう自分はGMできる自信がない。

今回プレイヤーから、プレイヤーがハンドアウトの希望を出したら後の調整はGMの責任という発言があり、いやそれは違うだろうと思うのですが、それが理由で見過ごせないレベルの不満を抱えられてしまったのを見ては、ちょっともうそのメンツではGMできる自信がない。

GMがGMできなくなったら、そのセッションはもうだめなので、流会にせざるを得ず、そうなること流会の判断ばかりはGMの役割ということで。

リスクマネジメントの観点で見ても、傷が治せなくなったなら、悪化する前に中止しないと、悪い影響が拡大してしまいますし。

その不満の出し口も、根回しが大事だという一方で、それならGMに直接言って根回ししてくれればいいのにと思うのですが、よくわからない形でオープンに吐き出しており、矛盾してないかしらと。まあ是非はともかく俺が思ってしまったらね。

俺もそのオープン発言に気づかなければそのままマスターしたんでしょうが、見えるところだったので目についてしまっては、ちょっともう自分の感情がコントロールできなくなるので、ゲームできない。

リスクが見えてしまったら、リスクヘッジするのが、やりたかないけどGMの役割なので。

ということで流会。

こうして書いて整理してみて、うーん、やはり最初の芽を摘めば、あとの致命的なすれ違いの噴出は防げましたな。

GMのハンドリングミスですね。次は気を付けよう。
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