十月の旅人 [本と雑誌]
今月のSFノルマはレイ・ブラッドベリ。短編集です。
1編だけ既読のはありましたがそれも含めて面白かったです。
ブラッドベリは、どこか子供という生き物を、異次元の理解できない要素と見ている感じが前からしているのですが、本集でもそういった短篇があり、なかなかに興味深く。
彼から見ると、大人とは違うロジックで動く子供という生き物は宇宙人に人細工、ましてやかつては自分もその子供だった、という事実に、何か強迫観念のようなものを抱いていたのではないかしら、とか思ったりします。
なかなかに興味深い読書でした。
2020-01-24 22:54
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