秋葉原井戸端セッションでした [TRPG]
開催から時間がだいぶたってしまいましたが。
去る、4月15日の日曜日に、秋葉原で「第六回秋葉原井戸端セッション」を開催してきました。
記事:http://tenkamutekinomuichi.blog.so-net.ne.jp/2018-03-30
5回目まではゲリラセッションと称していましたが、告知に浸かっているツィッターに「ゲリラ」という言葉が帰省で引っかかるという事でタイトルだけ変えた感じ。
当日は4人のプレイヤーが集まってくれまして…いやあ今回も本当にプレイヤーさん集まらなくてどうしたものかと思いましたが、ギリギリ卓成立人数の二人が詰まり、さあ当日ガンバローと思ってたら残り二人分の湧くが当日埋まるというミラクルがあり。
最後まで諦めたらいかんなあという事をよく学んだ日でありました(笑
そんなわけで、集まってくれたプレイヤーは4人。
今回のシナリオ、一度大田会の方で催したのですが、その際に参加できずに涙をのんだ友人の鬱狩どん、以前一度遊ばせていただいた、いつきさん、そして当日参加してくださった、さぬきさん、あきみずさん。
シナリオは、モノトーンミュージアム「からくり人形と黒猫のワルツ」(http://tenkamutekinomuichi.blog.so-net.ne.jp/2018-03-05)。
GMの俺の自動人形属性が余すところなく表現された俺得シナリオです。
何気にPCではなくNPCの自動人形ヒロインがほぼ主人公という、マスタリングの難しいシナリオなんですが、プレイ後に感想を聞いたら、正統派ヒロインものだというご意見を聞いたり。
そういえばうちのシナリオって概ね空気ヒロインが多いから、俺にしては珍しく、ヒロインがhロインらしいシナリオなのかもしれません。
さて
ストーリーはシナリオの方を見ていただくとよいですが、この世界のキャラクターとしての「からくり」と違い、心を持たない純然たる機械人形であるヒロインが、人間になるまでの物語です。
この自動人形は、周りの人の刺激で人間に進化していくので、重要なのは、彼女を囲む人々。というわけで、PCに彼女を囲んでいただくというお話でした。
さて今回ヒロインを救っていただいた紡ぎ手達。
あまりプレイヤーに順位をつけたりはしない僕なのですが、今回文句なしのMVPは、PC1を務めていただいた、さぬきさんです。
ヒロインと同じく、からくり(こちらは心を持っています、モノトンでは普通のからくり)の従者として縦横無尽に活躍。ヒロインを見守り、共に走り、転び、共にドクター(今回爆誕したインスタントNPC)に追い掛け回されるという役どころを演じていただきました。
GM,というか、シナリオ執筆者としては、誰かにやってもらいたいなあ、と思っていた、ヒロインと同じ目線で世界を見て、違う価値観を教えていく、という、等身大の主人公を演じていただきました。
まあ等身大というには手が伸びたり水が苦手だったりドクターにフェイズドアレイ装甲を施されたりしていましたが(笑
PC2は、GMの陰謀により既に故人となっているヒロインをあてがわれた魔狩人、オデイラさんを演じた鬱狩さん。
かっこいい役どころでしたが、一番最後。トリのトリのエンディングで「弱さを抱えたキャラクターができた」と喜んでいただけたのがGMとしては印象に残りました。
ゲーム中ではベテランの魔狩人としての立ち回りを存分に発揮していただき、主にダークな部分を引き受けていただきました。非常にかっこよかったです。
PC3は、ヒロインの上役として、屋敷の実務方のトップとして、同じくダークな部分も引き受けてくれたメイド長のマリアンナさんを演じたあきみずさん。
ゲーム中、かなり「メイド長」がおざなりになり、ほぼ自が出ていたのでやたらハードボイルドなメイド長だった印象があります。なんかブラックラグーンに出てくる戦闘メイドを連想しました。
しかも僧侶だったので事あるごとに神の道に勧誘するという(笑
暗くなりがちなストーリーにいろいろな刺激をくれた、稀有なキャラクターでした。
PC4は、屋敷の入り婿、元旅芸人のランジアさんを演じた、いつきさん。
芸術家肌が一貫しており、「僕の音楽を聴いてー」とばかりに、隙さえあらば音楽を奏でようとする芸術家魂は脱帽でした。
やはりダークになりがちなストーリーに、後子値で花を添えていただいたロールプレイは見事でした。最後は名曲を披露し、いっそ興行するか、とお大臣に言わせたのは炊いたものです。
クライマックスではGMに設定を拾われ(笑)、因縁のある伽藍との対決になったので、少し違う面を見せてもらえたのは良かったですね。
そんな4人の個性的な紡ぎ手に囲まれた自動人形は、案の定翻弄され、迷い、囁く伽藍の言葉にかすかに芽生えかけた心を揺らされました。
彼女に秘められた、ささやかな秘密が、最後、見事に花開いたのは、まごうことなくPC達のおかげです、本当にありがとうございました。
GMとしては、過去のセッション経験で多分五本の指に入るぐらいの良セッションだったと思います。こんな素敵なセッションのGMを務めさせていただいたことを誇りに思います。
本当に楽しいセッションだったなあ…
最後になりますが、今回運営に協力してくださった、秋葉原卓ゲー部店長、いつもの仲間たち、そして何より参加してくださったプレイヤー一同に、最上級の感謝をささげます。
大分楽しんだので、次はあまり間を開けずに開催したいですねー。夏ぐらいにできたらいいなあ。
去る、4月15日の日曜日に、秋葉原で「第六回秋葉原井戸端セッション」を開催してきました。
記事:http://tenkamutekinomuichi.blog.so-net.ne.jp/2018-03-30
5回目まではゲリラセッションと称していましたが、告知に浸かっているツィッターに「ゲリラ」という言葉が帰省で引っかかるという事でタイトルだけ変えた感じ。
当日は4人のプレイヤーが集まってくれまして…いやあ今回も本当にプレイヤーさん集まらなくてどうしたものかと思いましたが、ギリギリ卓成立人数の二人が詰まり、さあ当日ガンバローと思ってたら残り二人分の湧くが当日埋まるというミラクルがあり。
最後まで諦めたらいかんなあという事をよく学んだ日でありました(笑
そんなわけで、集まってくれたプレイヤーは4人。
今回のシナリオ、一度大田会の方で催したのですが、その際に参加できずに涙をのんだ友人の鬱狩どん、以前一度遊ばせていただいた、いつきさん、そして当日参加してくださった、さぬきさん、あきみずさん。
シナリオは、モノトーンミュージアム「からくり人形と黒猫のワルツ」(http://tenkamutekinomuichi.blog.so-net.ne.jp/2018-03-05)。
GMの俺の自動人形属性が余すところなく表現された俺得シナリオです。
何気にPCではなくNPCの自動人形ヒロインがほぼ主人公という、マスタリングの難しいシナリオなんですが、プレイ後に感想を聞いたら、正統派ヒロインものだというご意見を聞いたり。
そういえばうちのシナリオって概ね空気ヒロインが多いから、俺にしては珍しく、ヒロインがhロインらしいシナリオなのかもしれません。
さて
ストーリーはシナリオの方を見ていただくとよいですが、この世界のキャラクターとしての「からくり」と違い、心を持たない純然たる機械人形であるヒロインが、人間になるまでの物語です。
この自動人形は、周りの人の刺激で人間に進化していくので、重要なのは、彼女を囲む人々。というわけで、PCに彼女を囲んでいただくというお話でした。
さて今回ヒロインを救っていただいた紡ぎ手達。
あまりプレイヤーに順位をつけたりはしない僕なのですが、今回文句なしのMVPは、PC1を務めていただいた、さぬきさんです。
ヒロインと同じく、からくり(こちらは心を持っています、モノトンでは普通のからくり)の従者として縦横無尽に活躍。ヒロインを見守り、共に走り、転び、共にドクター(今回爆誕したインスタントNPC)に追い掛け回されるという役どころを演じていただきました。
GM,というか、シナリオ執筆者としては、誰かにやってもらいたいなあ、と思っていた、ヒロインと同じ目線で世界を見て、違う価値観を教えていく、という、等身大の主人公を演じていただきました。
まあ等身大というには手が伸びたり水が苦手だったりドクターにフェイズドアレイ装甲を施されたりしていましたが(笑
PC2は、GMの陰謀により既に故人となっているヒロインをあてがわれた魔狩人、オデイラさんを演じた鬱狩さん。
かっこいい役どころでしたが、一番最後。トリのトリのエンディングで「弱さを抱えたキャラクターができた」と喜んでいただけたのがGMとしては印象に残りました。
ゲーム中ではベテランの魔狩人としての立ち回りを存分に発揮していただき、主にダークな部分を引き受けていただきました。非常にかっこよかったです。
PC3は、ヒロインの上役として、屋敷の実務方のトップとして、同じくダークな部分も引き受けてくれたメイド長のマリアンナさんを演じたあきみずさん。
ゲーム中、かなり「メイド長」がおざなりになり、ほぼ自が出ていたのでやたらハードボイルドなメイド長だった印象があります。なんかブラックラグーンに出てくる戦闘メイドを連想しました。
しかも僧侶だったので事あるごとに神の道に勧誘するという(笑
暗くなりがちなストーリーにいろいろな刺激をくれた、稀有なキャラクターでした。
PC4は、屋敷の入り婿、元旅芸人のランジアさんを演じた、いつきさん。
芸術家肌が一貫しており、「僕の音楽を聴いてー」とばかりに、隙さえあらば音楽を奏でようとする芸術家魂は脱帽でした。
やはりダークになりがちなストーリーに、後子値で花を添えていただいたロールプレイは見事でした。最後は名曲を披露し、いっそ興行するか、とお大臣に言わせたのは炊いたものです。
クライマックスではGMに設定を拾われ(笑)、因縁のある伽藍との対決になったので、少し違う面を見せてもらえたのは良かったですね。
そんな4人の個性的な紡ぎ手に囲まれた自動人形は、案の定翻弄され、迷い、囁く伽藍の言葉にかすかに芽生えかけた心を揺らされました。
彼女に秘められた、ささやかな秘密が、最後、見事に花開いたのは、まごうことなくPC達のおかげです、本当にありがとうございました。
GMとしては、過去のセッション経験で多分五本の指に入るぐらいの良セッションだったと思います。こんな素敵なセッションのGMを務めさせていただいたことを誇りに思います。
本当に楽しいセッションだったなあ…
最後になりますが、今回運営に協力してくださった、秋葉原卓ゲー部店長、いつもの仲間たち、そして何より参加してくださったプレイヤー一同に、最上級の感謝をささげます。
大分楽しんだので、次はあまり間を開けずに開催したいですねー。夏ぐらいにできたらいいなあ。
モノトーンミュージアムRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: すがのたすく
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/08/24
- メディア: 単行本
2018-04-30 09:32
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