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ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上(1) [アニメ・コミック・ゲーム]

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1 ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2012-09-29
とりあえず試し読がてら1巻読了。

ツィッター界隈で何かと話題のニンジャスレイヤー。一度手を出せばそのマッポーの世界から帰ってこれなくなる恐怖を忍者カラテで打倒し、手を出してみました。ワザマエ!

「アイエエエエ!」だの「マルノウチ・スゴイタカイビル」だのの、いわゆる忍殺語と呼ばれる独特のスラング…スラング?その域を超えているような(笑)

ともあれそういったエキセントリックな物語が展開されておりました。

ごく普通のサラリーマンだったフジキド・ケンジは、妻子とともに食事を楽しみに行った天麩羅屋でニンジャ同士の抗争に巻き込まれ、妻子を殺され、自身も致命傷を負います。

ニンジャへの憎悪に身を焦がす絶体絶命のフジキドに、突如として邪悪なニンジャソウルが憑依し、ニンジャを殺すニンジャ、ニンジャスレイヤーとして覚醒します。

かくしてフジキドは、己に宿った粗油体不明のナラク・ニンジャソウルと主導権の奪い合いをしながら、壮絶な忍者殺しの戦いへと飛び込んでいくのです。


いやはや。


冒頭にも書きましたが、忍殺語でつづられた独特の文章は、意味が通らないようで感覚的には通ってしまい、それゆえ読み進めていくうちに知らず知らずこの言葉とスラング文法に侵食されて言語中枢が破壊されていく感覚が実に恐ろしいです。

また、殺伐とした話ばかりかと思いきや、時折挟まれるボーイ・ミーツ・ガール的な、「チョットいいハナシ」がアクセントになっていて、読み手を同じ刺激ばかりに飽きさせないあたりがまた凶悪です。緩急つけた茂樹っていうのは、洗脳には最適の手段ですよね・・・。

いやはや、ジツにシゲキテキな読書でした。ニンジャ恐るべし。この本は中毒性がありますね。

これは2巻も読んでみるかなあ。

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